創業明治三十八年、浅草・吉原発祥の「桜なべ」の秘伝と味と伝統を守り続ける「桜なべ 中江」が、日本全国の人々に“純国産桜肉”の魅力を知ってもらうため、CAMPFIREにてクラウドファンディングをスタートした。
“純国産桜肉”の魅力を全国に
「桜なべ中江」は明治三十八年、当時大いに賑わっていたという「吉原遊廓」の門前に開業した。
関東大震災で倒壊後に再建された店舗は、もうすぐ築100年を迎え、平成22年に国の有形文化財に登録されている。
東京浅草吉原に唯一残る桜肉料理店の同店では、店で職人が桜なべと馬刺しに使用する桜肉を専用包丁で一切れ一切れ手切りしている。
通販の開始により、本来は店でしか食べられなかった同店の馬刺しが、自宅で食べられるように。「日本全国の人々に“純国産桜肉”の魅力を知ってもらいたい」という同店の思いから、クラウドファンディグの企画に至ったそうだ。
純国産へのこだわり
「桜なべ 中江」の桜肉(馬肉)は、北海道で生まれ、九州・久留米の「このみ牧場」で中江専用に飼育された純国産馬の桜肉のみが使用されている。国産であることから、安心・安全の馬刺しであり、中江専用に肥育されているので、生産者の品質管理もしっかりしているのが特長だ。
中江専用の純国産馬の生育期間は、通常の3倍以上の5~7年飼育で、穀物中心の飼料で育てられているそう。生きながらにして熟成させる“生体熟成”で、身にたっぷりと栄養を蓄えた肥馬の桜肉は、脂の旨味をふんだんに感じることができる。また、通常の馬肉の色は鮮やかな桜色だが、中江専用の馬肉は真紅であり、馬刺しの色からも「違い」を感じ取れる。
また、同店の馬肉には、食用として中江専用に肥育された「ペルシュロン」という種類の馬が使用されている。食用として肥育されているため、やわらかい食感で、肉の良質さを感じられるとのこと。
冷凍方法
同展の馬肉は冷凍ではなく「冷蔵(チルド)」の状態で仕入れられ、購入者への発送時はマイナス30度の不凍液で急速冷凍する「1フローズン」という方法が用いられている。
これによって馬肉の旨味である肉汁がほとんど流れ出ることがなく、肉の組織も崩れず美味しく食べられるという。
通販商品がリターンに登場
同クラウドファンディングでは、全10種類の同店の「馬刺し」の通販商品がリターンに用意されている。
「霜降り馬刺し」を3種類、「ロース馬刺し」を3種類、「霜降り&ロースの馬刺しセット」を3種類、希少部位と言われている「巻ロース」も入った、CAMPFIRE限定の「中江馬刺し3種盛り」のセットがリターンだ。同クラウドファンディングでは、通常の金額よりも手頃な売価設定だ。
この機会に、自宅用またはギフトとして、117年の歴史がある「桜なべ 中江」の馬刺しを楽しんでみては。
■桜なべ 中江
住所:東京都台東区日本堤1丁目9−2
営業時間 :火~金/17:00~21:00、土・日/11:30~21:00
定休日:月曜日
ホームページ:https://www.sakuranabe.com/
CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:本当に美味しい馬刺しを食べて欲しい!創業117年の老舗桜肉(馬肉)料理店のお願い