石川県小松市と、循環型社会の実現に向け中古リユース事業を展開するウリドキは、5月30日(日)の“ごみゼロの日”に、循環型社会に向けたリユース推進に関する協定を締結した。
締結式には、小松市市長・宮橋勝栄氏、ウリドキ代表取締役・木暮康雄氏、ウリドキ・鈴木雅史氏が参加した。
廃棄物の減量活動に取り組む小松市
近年、地球温暖化が原因とされる気候変動の影響により、異常気象が多発している。1880年〜2012年の期間で、世界の平均地上気温は0.85℃上昇(※)し、自然災害のリスクが高まっている。
そんな中、小松市では、地球温暖化を引き起こす二酸化炭素の排出を2050年までに実質ゼロにすることを目指し「ゼロカーボンシティ宣言」を表明。市民や事業者と協働し、廃棄物の減量活動に取り組んでいる。
不用品を再度社会に循環させる
破棄された不用品が焼却される際、多くの二酸化炭素が排出される。処分される廃棄物を減らすことは、脱炭素の取組みの一つとなる。
今回の小松市とウリドキの協定を通じ、従来処分されていた不用品をリユースのサイクルに載せることで、廃棄物の減量化とゼロカーボンシティ実現に向けて推進していく。
具体的には、小松市民がウリドキを通じて不用品の査定を申し込むと、連携するプロの査定士によって査定・買取が行われるというサービス内容になっている。
廃棄物削減と経済の循環を目指す小松市とウリドキの取り組みに注目だ。
小松市:https://www.city.komatsu.lg.jp/index.html
ウリドキ:https://uridoki.co.jp/
※ 出典:PCC第5次評価報告書 統合報告書 政策決定者向け要約 環境省作成
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