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若者の声にできない悩みと企業をつなぎ、よりよい未来を考える“coe”プロジェクト始動

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“人に変化を、世界に想像力を”をミッションに掲げるメディアカンパニーCINRAと、“会社の課題”と“社会の課題”を同時解決するソリューションを提供するSIGNINGによる共同プロジェクト「“coe”プロジェクト(コエプロジェクト)」が、5月27日(金)に始動。「サイレントマイノリティーレポート」も同時に発表した。

サイレントマイノリティーレポートでわかったこと

“coe”プロジェクトは、新型コロナによって生きづらさを抱え、孤立・分断している若者にむけて、彼らの悩みを肯定する企業とともに強い絆をつくり、よりよい未来をつくることを考え発足した。


独自調査では、他人より少々苦手なことや小さなコンプレックスなど“なんだか、みんなと違う”と感じる悩みや課題を声にできずにいる社会現象「サイレントマイノリティー」に悩む若者が、6割にのぼることがわかったという。


マイ・マイノリティーの領域を調べたところ、「電話が苦手」「過剰に反応してしまう」「苦手な生活音がある」など、自分の性格・好みをマイ・マイノリティーと感じる人が最も多かった。


また、10〜20代の70.4%が「悩んでいる人がいることをもっと知ってほしい」と思っている一方で、74.7%が「相談したくても言い出しにくい」とジレンマを抱えていることが判明した。


他の世代と比べ若者は孤独をより強く感じており、「サイレントマイノリティーレポート」からは、同じ悩みを抱える人とつながりあえたり、声を届けるプラットフォームや接点をつくることが社会課題解決のヒントとなるのではという考えが導き出された。


同プロジェクトでは、SIGNINGが持つ課題解決力と、CINRAのクリエイティビティーのかけ合わせで、小さな声から課題を見つけ出し、クリエイティブとカルチャーの力を通してよりよい未来をつくる“兆し”に変えていく。

生の声をpodcastで配信

また、CINRA制作のpodcast番組『ちいさなcoe』を、Spotify、Apple Podcast、Amazon musicにて配信。“未来世代の小さな声を響かせる”ことをコンセプトに、なかなか表に出ることのない子どもたちの生の声を集め、ドキュメンタリータッチで音源を届ける。第1回は、子ども食堂「あーちのめし処」に集う子どもたちの声を配信する。

声にできない悩みと企業をつなぎ、よりよい未来を


“coe”プロジェクトでは、サイレントマイノリティーに向き合い、一人ひとりのマイ・マイノリティーに応えようとチャレンジすることが、企業のブランディングや新たな価値創造につながるとの考えから、彼らの声に耳を傾け一緒に新たな市場をつくり課題解決していく仲間を探している。


CINRA代表の杉浦太一氏は「個人への傾聴なくして社会課題の本質的な理解はできないのではないか、その個人の声こそが他者を理解する手助けとなり、解決のスタート地点になるのではないかという考えから、“coe”はスタートしました。」とコメント。


SIGNING代表の亀山淳史郎氏は「今回見つけた小さな声たちはまだ知られることのない小さなイノベーションの種とも言えます。多くの企業・団体の皆さんとの活動を通じてこうした小さな声を響かせることで新たな社会の兆しを育んでいくことをソーシャルビジネススタジオとして取り組んで参ります。」とコメントしている。

“coe”プロジェクト特設サイト:https://www.cinra.net/specialfeature/coe

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