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徳島バスが、リアルタイムで交通情報を表示できる「スマートバス停」を13基追加導入

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福岡県北九州市に本社を置くYE DIGITALの提供する「スマートバス停」が、徳島バスに13基追加導入され、3月より運用を開始している。

スマートバス停とは

「スマートバス停」は、デジタルサイネージや電子ペーパーにバスの運行時刻表はもちろん、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のこと。特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、利用者の利便性向上にも寄与する機能を備えている。

また、遠隔操作や公共交通機関関連情報の標準データフォーマット「GTFS-JP」連携により、時刻表作成業務の自動化が可能となり、張り替え作業が不要となるため、バス事業者のDX推進に大きな効果が期待される。

利便性向上を実感し、追加導入を決定

徳島バスは、2021年に徳島県内の駅構内など4ヵ所に「スマートバス停」を採用。NECネクサソリューションズが利便性を考慮し、同社が開発した「バスナビゲーションシステム」と連動させ、導入を行ったという。

今回「スマートバス停」を追加導入した理由には、リアルタイムにバス接近情報や運休情報、告知等を提供することで利用者の利便性が向上したこと、また駅構内でバス接近情報や時刻表を表示したことで、JRとバスの乗り継ぎが円滑になったことを挙げている。

徳島バスで計17基のスマートバス停が稼働中

追加設置は、利便性向上やまちの活性化を目的に、徳島駅前バスターミナルに12基。利用者が多く、路線バスの便数も多いショッピングセンターの敷地内に1基。現在、徳島バスで17基の「スマートバス停」が稼働中だ。

徳島市では人口減少や高齢化が進む中、まちのにぎわい創出のため、徳島駅周辺の再整備とともに、JRとバスの交通結節点である徳島駅前バスターミナルにおいて、分かりやすい交通情報の充実や見やすい案内サインの設置、乗り継ぎ機能の強化など、利用しやすい環境づくりを進めている。また、今回の導入は、徳島県が実施している「徳島県公共交通スマート利用応援事業」を活用している。

YE DIGITAL:https://www.ye-digital.com/jp/

※スマートバス停は、西鉄エム・テック株式会社と共同で開発、特許を取得しています。
※記載されている会社名、商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

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