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大和ミュージアムで戸村裕行氏が撮影した「海底の戦争遺産」の写真展を開催

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OCEAN PLANETは、太平洋戦争に関連する世界各地の海底に眠る艦船・航空機・潜水艦などを自ら潜水し撮影した水中写真展『「群青の追憶」~海底に眠る戦争遺産を追う~』を、6月11日(土)~7月3日(日)の期間、大和ミュージアム1階・大和ホールにて開催する。

「群青の追憶」~海底に眠る戦争遺産を追う~


同展は戸村裕行氏が撮影した約450点の写真を70枚のパネルにまとめ、解説と共にエリア別や時系列で展示。その中には終戦後の昭和21年7月にアメリカの核実験の標的艦としてビキニ環礁で最期を迎えることになった呉海軍工廠で建造された戦艦「長門」の姿も含む。本来、2020年3月に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、大和ミュージアムが臨時休館となり、やむを得ず開催中止となった。今回は、待望の開催だ。

戸村裕行氏プロフィール


戸村裕行氏は、1982年埼玉県出身。世界の海洋生物から沈没船まで様々な海中景観を撮影する水中写真家。近年ではライフワークとして、第二次世界大戦(太平洋戦争)を起因とする海底に眠る戦争遺産の撮影を世界各地で続けており、実際に潜った艦船や航空機は100以上にもなる。その成果はミリタリー総合誌月刊「丸」(潮書房光人新社)の人気コンテンツとして連載され、靖國神社遊就館(東京都千代田区)を筆頭に各地の戦争(平和)記念館、博物館などで写真展を開催している。著書に写真集「蒼海の碑銘」(イカロス出版)など。執筆・講演多数。ストリームトレイル/ノーティカムジャパン/モビーズなど、各メーカーのアンバサダーも務めている。

大和ミュージアム

大和ミュージアムは、戦艦「大和」を建造した軍港、日本一の海軍工廠のまちとして栄え、戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造する明治以降の「呉の歴史」と造船・製鋼を始めとした各種の「科学技術」を紹介する博物館。館内には、零式艦上戦闘機六二型などの貴重な実物資料の他、船を中心とした科学技術の原理を体験・体感を通してわかりやすく紹介している展示室がある。

太平洋戦争に関連する世界各地の海底に眠る艦船・航空機・潜水艦などを自ら潜水し撮影した水中写真展『「群青の追憶」~海底に眠る戦争遺産を追う~』へ足を運んでみては。

■戸村裕行水中写真展呉市制120周年記念事業「群青の追憶」海底に眠る戦争遺産を追う
時間:午前9時~午後6時(入館は閉館の30分前まで)
会場:大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)1階 大和ホール※観覧には大和ミュージアム常設展示観覧券が必要
住所:広島県呉市宝町5番20号
常設展示観覧券:一般500円、高校生300円、小中学生200円
大和ミュージアム公式サイト:https://yamato-museum.com/

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