大阪青年会議所が、福島区の小学5年生〜6年生の男女100名を対象に、子どもが社会の仕組みを体験出来る参加費無料の「キッズ・IN・ターン」を、6月25日(土)・26日(日)12:00~17:00に、福島区内の企業や店舗等で開催する。
活動を通して地域全体から笑顔を増やす
大阪に住む経営者層およそ800人以上で構成され、大阪のまちのために70年間以上活動し続ける大阪青年会議所と、福島区で働く人と行う事業は、初の試み。
コロナ禍で世の中がどんよりしている今だからこそ少しでも明るいニュースを届け、この活動を通して地域全体から笑顔を増やし、少しでも盛り上がってほしいという思いから開催を決定した。
子どもの自律性を高め「生きる力」を育む
「キッズ・IN・ターン」のモデル事業である「トライやる・ウィーク」は、中学2年生が学校を離れ、1週間の体験活動を通して自分自身を見つめ、自分なりの生き方を見つけるために開始されたもの。
社会的体験学習が、自己効力感、勤労観、個人志向性・社会志向性に代表されるこどもの「生きる力」の育成に効果があると発表されている。
「キッズ・IN・ターン」では、参加する子ども1人1人が自律性を高め、将来に逞しく「生きる力」を育むことを目指していく。
また、“子どもの知的好奇心を満たす取り組みはどういったものが必要なのか?どういった内容が必要か?”など、子どものことを考える時間を地域の大人に与えることで、子どもの生まれ持った知的好奇心を色彩豊かな才能に昇華させる必要性に気づいてもらうことを目標としている。
さらに、福島区だけでなく、翌年以降は別の区でも実施できるようにしていき、10年後には大阪府や大阪市といった大規模な範囲で行えるようにしたいと考えているそう。
靴磨き専門店やタイレストランが参加
参加店舗である「靴磨き専門店 SHOESLab. TORCH」は、“キッズ・IN・ターンの受け入れ先店舗として参加した生徒たちには、靴磨きを通して仕事の楽しさを実感できるような有意義な時間にしてもらいたいと思います。体験する小学生の今後において、なにか感じられるような一日になれば幸いです。”とコメント。
「タイレストラン CIEL」は、“この度はキッズ・IN・ターンに参加できることを大変光栄に思います。私自身も小学生を受けるための準備や一緒に働くことで新たな気づきが得られるのではかとワクワクしております。接客を体験することで、参加した小学生が仕事の楽しさを少しでも感じてくれたらと思います。”とコメントしている。
福島区が一体となって企画する子どもの社会体験「キッズ・IN・ターン」を、この機会にチェックしてみて。
大阪青年会議所:https://www.osaka-jc.or.jp/