茨城県日立市を中心に活動するおおみかアートプロジェクトによる「星と海の芸術祭」が、8月11日(木・祝)〜28日(日)の期間、初開催される。
アートを通した新しいまちづくり
今回、茨城県日立市大みか町にて開催される「星と海の芸術祭」が目指すのは、地域との協働。
全ての作品は、大みか町の工場や地域の人々とアーティストが関わり合いながら制作され、地域と共につくるアートを通して、大みか町の星(歴史)や海(自然)、ものづくりの技術を体験できる。
アートを通した、新しいまちづくりのスタートだ。
“地域に愛される芸術祭”を目指して
同芸術祭は地域から募集したボランティアに支えられ、地域の学生を中心に、作品制作から芸術祭の当日運営まで関わる。
それぞれが単なるサポーターではなく「プレイヤー」として一緒に芸術祭を作り上げることで、地域に愛される芸術祭を目指すという。
大型の芸術作品をまちなかに展示
「星と海の芸術祭」では『まちでつくる、まちとつくる』をテーマに、大型の芸術作品をまちなかに展示し、アートのある風景を作り上げる。
参加アーティストは、浅野ひかりさん、東弘一郎さん、石原朋香さん、加藤健一さん、關田重太郎さん、鷹取詩穏さん、原倫太郎さん+原游さん、林奈緒子さん、深田拓哉さん。
出展作家によるドローイングなどの、制作中の作品に関する情報は、WEBサイトにて随時公開される。
演劇パフォーマンスやワークショップを実施
さらに、久慈漁港での演劇パフォーマンスや、地域の職人や作家によるワークショップなどのプログラムも企画。個別に予約が必要なプログラムもあるので、事前に日程、予約の詳細をWEBサイトで確認しておこう。
作品鑑賞券は現地会場のみで販売
芸術祭のマップや、イベント情報が見られる作品鑑賞券の料金は、1,000円(税込)。現地会場のみで販売され、購入後は、期間中全ての作品を鑑賞することができる。
さらに、展示作品の紹介を中心に、地域の工場やお店も紹介する「オフィシャルガイドブック」1,000円(税込)も販売。購入は、西口駅前会場、久慈漁港会場、運平堂2・3階(旧グランバース)、水木佐藤邸にて。
オフィシャルツアーやレンタサイクルも
そのほか、芸術祭期間中は、作品をめぐる「オフィシャルツアー」や、作家がドローイングを施した自転車に乗れるレンタサイクルなども実施。詳細はWEBサイトをチェックしてみて。
「星と海の芸術祭」概要
開催場所:JR大甕駅周辺地域(茨城県日立市大みか町、久慈町、水木町など)
開催時間:10:00~17:00
WEBサイト:http://hitachi-omika.com/