宮城・南三陸町にあるESCCAが、地方でこれから起業を検討したい人を対象にフィールドワークなどの共感・体感をベースとしたプログラム「GAUDIEひらめく編」の募集を7月29日(金)より開始した。
情熱的な事業を創り出せる
「GAUDIE」とは、知らない地域・初めての起業でも、情熱的な事業を創り出せるプログラム。
ゼロから事業を創るためには、どんなに小さくても心から良いと思える情熱のタネを見つけることが大切。それを思い切って周りに話していくことで、本気で取り組みたい事業のビジョンや構想に変わっていくものだ。ただ、独りでこのプロセスを進めることは困難な場合が多い。
「GAUDIE」では参加者が仲間とともに想いを見つけ、情熱的な事業に磨き上げるまでのプロセスを、トータルにサポートを行っていく。
2つのプログラムを用意
すでに起業のアイデアがある人、これから考えたい人、それぞれのフェーズに合わせて2つのプログラムが用意されている。
まず、「ひらめく編」は、自分らしい事業のアイデアを探すプログラム。
南三陸でのフィールドワークや地元の人との対話から、それぞれにとってワクワクする事業アイデアを生み出していく。起業するという生き方に興味がある人、情熱を注ぐことの出来る何かを地域で探している人にオススメとのこと。
次に、「決める編」は、事業構想を深め実現への想いを定めるプログラム。純粋なアイデアから心躍る事業構想へ、講師や地元の人からの意見を取り入れながら進化させていく。地域でやってみたいアイデアがある人、アイデアを事業構想として意味ある面白いものにしたい人にオススメだという。
「ひらめく編」の応募〆切は8月7日(日)23:59まで。Webサイトよりエントリーが可能。参加費用はテキスト代として、10,000円(税込)。南三陸町外から参加する人は20%引き、宮城県外から参加する人は40%引きとなる。エントリー方法などの詳細は公式サイトで確認を。
五感をフル稼働させるプログラム
なお「ひらめく編」の特徴は、それぞれの地方起業アイデアを探す、体感と共感を通じた探求プログラムである点。
五感フル稼働型フィールドワークは、現地に足を運び、様々な現場や地域の人のもとを訪れる。参加者は感覚を総動員して南三陸という地域の魅力や可能性を身体全体で感じることができる。
地元の人から起業のネタをリサーチ。地域にすでにある資源の特徴や可能性、また未利用で眠っている資源について、森・里・海のそれぞれの視点から、地元で資源に詳しい人の話を聞いていく。
さらに、先輩起業家情熱トーク&ローカルベンチャー概論からアイデア捻出&発表と、より面白くなるアイデアを目指して磨いていく。
プログラムはオンラインで開催される9月7日(水)のオリエンテーション、ローカルベンチャー概論から始まり、9月17日(土)〜19日(月)の現地でのフィールドワークへ。その後もオンラインで回数を重ね、11月26日(土)の最終発表となる。
南三陸町をベースとして地方起業のきっかけを、このプログラムを通じて掴んでみては。
エントリー方法: https://gaudie.net/hirameku-entry/