新宿区は東京商工会議所新宿支部と共催で、区内で新事業の立ち上げを目指す若年層を応援するため「U35新宿ビジネスプランコンテスト」を開催中だ。
優れたビジネスプランを表彰するとともに、事業化に向けたフォローアップなどの支援を行い、表彰者には最大50万円の賞金を贈呈する。
35歳以下の若者のスタートアップ支援
若者のスタートアップを支援する同イベントは、令和4年度も第5回目として開催される。
応募対象者は、新宿区内で起業を目指している人のうち、35歳以下で区内に在住・在学・在勤していること、もしくは、創業後3年以内の区内中小企業者で代表者が35歳以下であること。また、申請者が昭和62年4月2日以降の生まれであること(令和4年度中に35歳以下であること)。
「主たる事務所」が区内に登記されている大学の場合、区外在学生も応募可能。チームで申し込む場合は、代表申請者が各要件を満たしていることが条件だ。
このほか、他のビジネスプランコンテストなどにおいて、入賞実績があるプランは応募不可。既に製品・サービスなどが市場に出回っている事業は対象外など注意事項があるため確認を。
プロフェッショナルたちによる評価と支援
評価委員は、現在のビジネスシーンの第一線で活躍する実績豊富な経営人。
ベンチャーキャピタル、IT、プロモーション、マニュファクチャリング、コンサルティングと多様なビジネスジャンルの経営陣が様々な視点・可能性から評価・フィードバックを行う。
また、アクティベーターは、書類評価とブラッシュアップ支援を一気通貫的に行う、起業支援のプロフェッショナル。
書類評価を通過した応募者や表彰者に対して、ビジネスプランの飛躍的なレベルアップを図る。
アクティベーション支援は、一次選考通過者に対し、事業計画のブラッシュアップについて約2ヶ月間個別に支援。
アフターフォロー支援は、表彰者に対し、事業化に向けた継続的な個別支援を最長2年間実施する。
施設使用料の免除も
二次選考通過者が希望する場合、事業化の拠点支援として、新宿区が運営するインキュベーション施設使用料1万円/月が最長2年間免除される。
賞金あり、支援あり、優遇措置ありと、これから起業を目指す人にとってはメリットが盛り沢山の同コンテスト。まだアイデアしかないという人でも、アクティベーターのブラッシュアップ支援によりプランの事業化をサポートしてもらえる。
「U35新宿ビジネスプランコンテスト」のビジネスプランは、公式HPのエントリー申込フォーム(東京共同電子申請フォーム)から、9月4日(日)まで応募できる。応募後、事務局からエントリー到着メールが送られるが、申込フォームからエントリーできない場合は、事務局まで連絡を。
アイデアはあるけどなかなか行動に移せないという人はエントリーを考えてみては。
「U35新宿ビジネスプランコンテスト」公式HP:https://www.shinjuku-sda.com