アイスクリーム工房「アイスキャロル」と「日生バイオ」がコラボレーションし、商品開発をした「若葉のしずくアイス」が7月より販売中だ。
地域の魅力をもっと発掘・発信したいとの思いから誕生
「若葉のしずくアイス」は、南幌町産の大麦若葉を使用した青汁製品「なんと!おいしい 若葉のしずく(若葉のしずく)」を生産している「日生バイオ」と、20年以上続く南幌町の「アイスキャロル」が共同開発。
地域の魅力をもっと発掘・発信したいとの思いから誕生したコラボ商品だ。
ふるさと納税をきっかけに商品化
「若葉のしずくアイス」は、2016年に試作がされており、イベントでの試食では好評を得ていたが、様々な事情で商品化には至らなかったという。
再び商品化のきっかけとなったのはふるさと納税だ。南幌町ふるさと納税の新しい返礼品として、商品化が再検討されることに。両社の架け橋となったのは、南幌町のふるさと納税業務を担当する地域おこし協力隊員だ。
ふるさと納税業務をする中で、事業者同士を再び繋ぎ、以前からの課題は町の補助金制度やふるさと納税の販路を活用することによりクリアー。「若葉のしずくアイス」は、8月より令和4年度の北海道南幌町ふるさと納税の返礼品として取り扱われている。
北海道産の原材料を積極的に使用
北海道南幌町の優良特産品でもある「日生バイオ」の製品「若葉のしずく」は、南幌町の契約農家で栽培期間中は農薬を使わずに栽培された大麦若葉を原材料とし、町内の工場にて加工・製造され、すべての工程が南幌町内で完結。
収穫後の新鮮な状態のままコールドプレス製法で加工することにより、口当たりがよく、栄養素が凝縮されている。
健康志向のアイスクリーム
ベースとなるアイスクリームは、北海道音更町産の牛乳と生クリームを使用し、アイスキャロルの店舗で手作りされている。さっぱりとしながらもコクのあるナチュラルなテイストに、大麦若葉の旨味と甘味が加わり、おいしくて健康志向なアイスクリームとなっている。
北海道産の原材料を積極的に使用することで、おいしさの追求と同時に、牛乳の余剰問題によるフードロスやフードマイレージの削減にも取り組んでいる。
安心して食べられるスイーツ
「若葉のしずく」は栽培期間中は農薬不使用の大麦若葉を搾汁し、粉末にしているので食物繊維や栄養素がたっぷり。ノンカフェインなので、多くの人に安心して食べてもらえる。
小売用120mlのカップアイスには「若葉のしずく」が約3g含まれており、ナトリウム・カルシウム・マグネシウムが摂取できる。また、南幌町の「アイスキャロル」の店舗では、コーンまたはカップを選んで、その場で食べることが可能だ。
ふるさと納税の返礼品にも採用された「若葉のしずくアイス」を試してみては。
「若葉のしずくアイス」特設ページ:https://southllc.jp/product/ice.html
(角谷良平)