無添加石けんのパイオニアであるシャボン玉石けんが、九州産業大学、五島列島の北部にある「小値賀島」、プラスチックメーカー「テクノラボ」とコラボ。
「小値賀島の海洋ゴミのアップサイクルにより誕生した石けんケース」と「シャボン玉浴用」がセットになった石けんケース「mu(ムー)」を、8月30日(火)より同社通販サイトにて発売する。
海洋ゴミを素材とする石けんケース
石けんケース「mu」3,850円(税込)は、五島列島・小値賀島の海岸で採取された海洋ゴミを素材とする、100%小値賀島産のアップサイクル製品だ。
デザインは昭和レトロとして注目を集めている「セルロイド製の石けんケース」を意識し、環境問題にも考慮した令和時代の新しい石けんケースとして製作された。「mu」という名前には、“無=0”という意味が込められている。
島暮らしにおいては、「海洋プラスチックごみの漂着問題」や「洗浄剤の排水による海洋の生態系への影響」など様々な環境問題に直面している。
“アップサイクルによる製品開発で海洋ゴミを減らす”、“シャボン玉石けんが製造する無添加石けんで海洋への負荷を最小化する。”これらの環境問題に対する想いが一致したことで、コラボ商品の発売が実現した。
実証実験プロジェクトを実施
同社はこれまでも、“健康な体ときれいな水を守る”という企業理念のもと、洗浄剤の排水問題に取り組んでいる。
福岡県宗像市・地島(じのしま)では、2021年9月より3カ月間、地域全体でシャボン玉石けん製品を使用してもらう「生活排水の環境及び生物に対する影響に関する実証実験プロジェクト」を実施。実証実験前後の水質や生物の分析を行い、生活排水による環境影響を調査し、論文発表を行うという。
実証実験プロジェクトで使用された製品は「シャボン玉台所用せっけん」「シャボン玉スノール(洗濯用)」「酸素系漂白剤」「手洗いせっけんバブルガード」「せっけんハミガキ」「無添加せっけんシャンプー泡タイプ」「無添加せっけんシャンプー専用リンス」「無添加ボディソープたっぷり泡無添加フェイシャルソープ」の9商品。
シャボン玉石けん×大学×島×プラスチックメーカーのコラボ商品「mu」を、この機会に使ってみては。
シャボン玉石けん通販サイト:https://www.shabon.com/shop/
(江崎貴子)