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宇賀那健一監督の新作長編映画『渇いた鉢』が、池袋シネマ・ロサで年内公開決定!

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「Vandalism」が、制作プロダクションを務めた映画『渇いた鉢』が池袋シネマ・ロサにて2022年に劇場公開されることと、メインビジュアルを9月7日(水)に発表した。

愛する家族を奪われた男性の喪失の物語


年内の劇場公開が発表されたのは、映画『異物-完全版-』や『転がるビー玉』『魔法少年☆ワイルドバージン』などを手がけた、宇賀那健一監督による新作長編映画『渇いた鉢(洋題:The Empty Flowerpot)』。

愛する家族を奪われてしまった1人の男性の喪失の物語だ。

彼は何を思い何故生きるのか

ひとくくりに「被害者遺族」と世間から呼ばれてしまう人々のやり切れない思い、理不尽な処遇や周囲の身勝手な好奇に晒されるという不条理など、どうしようもなく大きな喪失感に苛まれながらも、彼は何を思い、何を願い、何故生きるのか。

不安定にぐらつきながら、狂おしく歩む姿が描かれた作品だ。

安部一希さんや松浦祐也さんが出演


『渇いた鉢』には、主演の安部一希さんをはじめ、『さがす』『由宇子の天秤』などへの話題作に出演が続いている松浦祐也さん、『シュシュシュの娘』で市長役を演じ存在感を見せた三溝浩二さんが出演。

他にも、東龍之介さん、はぎの一さん、山本月乃さん、遠藤隆太さん、田中栄吾さん、青島心さん、贄田愛菜さん、髙木直子さん、志田織乃さん、新海ひろ子さん、石原理衣さん、本山勇賢さん、竹崎綾華さん、川崎希さん、峰秀一さん、飯田浩次郎さん、フェルナンデス直行さんが出演していることが発表された。

絶望に満ちた映画が誰かの希望になるように

ずっと続くと信じて疑わなかった愛すべき平穏な日常が、悪意や厄災によって一瞬で崩れ去ってしまうことも。

絶望に満ちた映画『渇いた鉢』が、そんな愛すべき平穏な日常が過ぎ去ってしまった誰かの希望になるように、と宇賀那健一監督は語っている。

(佐藤ゆり)

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