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『鳥獣人物戯画』『変身』が日本舞踊に!2年ぶりに「日本舞踊の可能性」開催

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日本舞踊家・藤間蘭黄氏の「日本舞踊の可能性」が、2年ぶりに浅草公会堂で開催!

日本最古の漫画『鳥獣人物戯画』とフランツ・カフカ氏の『変身』が日本舞踊になった「日本舞踊の可能性」の第4弾が、台東区立浅草公会堂にて11月2日(水)・3日(木)に上演される。

日本舞踊の潜在能力を見出す

藤間蘭黄 ©篠山紀信

2018年にスタートした、藤間蘭黄氏が芸術監督を務める「日本舞踊の可能性」公演。

第1弾以来、映像やバレエ、ピアノとのコラボレーションや、西洋文学を題材にとり、あるいは若手女性舞踊家の魅力にスポットをあてるなど、様々な可能性を提示し続け、日本舞踊の潜在能力を見出してきた。

今回はシリーズ第4弾として、日本最古の漫画や西洋文学とのコラボレーション作品が上演される。

女性日本舞踊家を選抜し改訂版として再演

泳ぐ猿や兎、相撲をとる兎と蛙、弓を射る蛙や兎、その的を照らす狐など、動物たちが生き生きと描かれている『鳥獣人物戯画』。その世界を絵巻見物左衛門が旅をする。

東アジア文化都市2020北九州「未来につなぐ東アジア伝統芸能の饗宴」で初演。配信された映像は、大きな反響を呼び、「日本舞踊の裾野を広げるためのキラーコンテンツにもなりうる名作」などと称賛された。

今回の公演では、10代~70代までの女性日本舞踊家を選抜。改訂版として再演される。

日本舞踊の特色を生かして『変身』を再現

男性がある朝突然毒虫になったという、フランツ・カフカ氏の『変身』は、“ひとりの舞踊家が男性にも女性にも、更に動物にもなり、自然現象をも表現出来る”という日本舞踊の特色を生かして表現される。

もともとは、2020年の欧州公演ツアー用に予定していた作品で、ハンガリーの作曲家バルトークのピアノ曲でフランツ・カフカ氏の世界を日本舞踊家が一人で描く。

また、日本舞踊家の藤間蘭黄氏と国際的なピアニスト佐藤卓史と共演。同公演では、江戸時代に徳川家康公が愛用したとされる小倉織の袴も見所の1つだ。


演目の詳細は「日本舞踊の可能性」特設サイトをチェックしよう!

チケット発売中!


座席は「S」¥8,000/「A」¥5,000/「B」¥2,000で、良席・直前見どころ講座などの特典付シート「パトロネージュシート」は¥20,000。チケットは、代地、イープラス、カンフェティにて発売中だ。

「日本舞踊の可能性」第4弾で、さらなる日本舞踊の魅力を発見してみては。

■台東区立浅草公会堂
住所:東京都台東区浅草1-38-6

「日本舞踊の可能性」特設サイト:https://www.nbkanousei.com/
藤間蘭黄氏 公式サイト:http://daichi-fjm.com/index.html

(佐藤ゆり)

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