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20代地方女子の挑戦!人口1万人の宮崎県都農町のホステルに、トレーラーホテルが開業

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まちづくりベンチャーのイツノマは、20代女子社員2名が企画した「トレーラーホテル」を、宮崎県都農町の「まちづくりホステルALA」に増設し、9月1日(木)に開業した。

使われていなかったトレーラーを再利用

「ALA」は、耕作放棄地と2軒の空き家を再生し、町内外の人たちと“まちづくり”を共に学び実践する拠点として2021年9月に開業。定額多拠点居住サービスのADDressやHafHなどと提携しており、ワーケーションや旅をしながら働くリモートワーカーが多く利用している。


しかし、ドミトリー方式のホステルのため、ワーケーションとして利用するには作業スペースやオンライン会議環境の不足が課題になっていた。そんなとき、「ALA」の敷地・建物の元オーナーからトレーラーの処分に困っているという話を聞き、トレーラーを無償で譲り受けてホテルとして再利用することとなった。

都農町で最も少ない20代女子が企画を担当


都農町は過疎地指定を受けており、女性の25〜29歳が166人、20〜24歳が184人と、全年代の中で20代女性の比率がもっとも低い。20代の移住者や都農町出身者にとって、町内に同世代の若者がいないことで、結果的に町外へ流出していってしまうという課題を抱えていた。


こうした背景を踏まえ、「トレーラーホテル」をつくることで、町外からの若者も集まって、まちづくりやキャリアについて語り合うことができるのではとの考えから、トレーラーホテルプロジェクトがスタート。兵庫県から移住してきた建築担当の渡邊佳さん(25歳)と、2021年3月で廃校になった都農高校最後の卒業生で運営担当の黒木翼さん(20歳)が、企画・デザイン・運営を担当し、プロジェクトを立ち上げた。

クラウドファンディングとDIYを実施


プロジェクトを進めていくにあたり、不足する資金はクラウドファンディングによって調達。


支援者131名から目標金額を158%上回る支援を得て、腐敗の進んでいた内外装補修を実現した。町内の支援者からは「都農町のためになるなら」「都農町に若い人が来てくれるなら」との期待が寄せられたという。


さらに、東京や大阪からHafHユーザーがDIYツアーで来町し、「ALA」に宿泊して「トレーラーホテル」の一部をDIY。自分たちで出来る限りのことを行いながら、手作り感を大事に製作した。


内装は、天井と床を木材で仕上げなるべくシンプルに。


窓から見える畑を望みながらワーケーションができるように、広めのカウンターデスクを設置した。外のデッキからはブドウ畑や電車越しに海を眺めることができる。宿泊人数は最大3人、料金は1室あたり1泊9,000円。室内には、ベッド・ワークスペース・エアコン・冷蔵庫・洗面台・トイレが設置されている。

大学生・高校生のまちづくりスタディツアー


また、「ALA」では、大学生・高校生のまちづくりスタディツアーの受け入れにも力を入れており、昨年度は、東京大学「東大むら塾」や立教大学観光学部の大学生が「ALA」に宿泊し、滞在中に廃校になった都農高校跡地の活用法を企画して、都農町長、町役場に提案した。今年度は、新渡戸文化高校のスタディツアー、京都市立日吉ヶ丘高校のフィールドワークの受け入れを行っている。

「ALA」の「トレーラーホテル」を利用して、ゆったりとワーケーションしてみては。

■まちづくりホステルALA
住所:宮崎県児湯郡都農町川北3539-7
HP:https://ala-tsuno.com

(山本えり)

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