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美味しくて安全な野菜を子どもたちに!野菜の安定供給に向けたクラファンスタート

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創業69年、飲食・ホテル・オフィスをはじめ多様な業種に家具を納入する業務用家具メーカーの「アダル」は、「ONE EARTH」の田原政和氏と協力し、廃棄予定の家具端材を活用した農薬を使わないオリジナル微生物資材を作成。

農薬による子どもの健康被害が指摘される昨今、「美味しく安全な野菜を子供たちに届けたい!」という田原氏の夢を「アダル」は、応援している。

野菜の安定供給に向けたクラウドファンディングを開始


今回、野菜の安定供給に向けたクラウドファンディングを「CAMPFIRE」にて8月31日(水)~10月31日(月)の期間、開催している。

目標金額は200万円だ。

安定供給が難しい自然サイクルに頼った農法


福岡県糟屋郡で年間約40種の野菜を⽣産している⽥原氏は、化学肥料や農薬を使わない「微生物資材で育てる農法」にこだわり、⽢く⾷べやすい、安⼼・安全な野菜を育てている。

しかし、「微生物資材で育てる農法」は、畑に⽣えている草を裁断し草が枯れるのを待ち、⼟の中で⾃然発酵させることで健やかな野菜が育つ、という自然のサイクルに頼っている為、多くの野菜を育てる為の資材の量産が難しいという課題があった。

そこで、自然のサイクルでつくる微生物資材と同じ品質で、オリジナル資材の開発に踏み切るが、資材作成には大量のもみ殻が必要だったが、脱サラ農家ということもあり仕入先が見つからず行き詰っていた。

オリジナルの微生物資材が誕生



そんな折に、田原氏が育てた、にんにくのファンで、高校時代の同級生でもある「アダル」代表の武野氏に相談、家具製作の過程で発生する端材の利用を提案。試行錯誤しながら資材の試作を行い、オリジナルの微生物資材が誕生した。

多くの子供たちに野菜を届けたい!


田原氏の夢を更にサポートするべく、「アダル」自社工場内の一部を畑にし、完成したオリジナル資材をつかった野菜第1弾として2021年10月よりにんにく栽培をスタート。5月に無事収穫を終えたそうだ。

完成したにんにくは社員やその家族、顧客に配布したところ「甘味があって美味しい」「翌朝にんにくの匂いが残りにくい」と大好評だったという。

丸ごと食べたくなる優しい美味しさの野菜たちを“最旬”で

今後は沢山の子どもたちに安定して野菜を届けられるよう、田原氏と協力し、端材(おがくず)と乳酸菌群や米ぬかなどをスムーズに攪拌して発酵させられる「プラント」の本格導入を計画。

丸ごと食べたくなる優しい美味しさの野菜たちを“最旬”で届けることを目的としたクラウドファンディングをスタートした。

また、リターンについては「CAMPFIRE」の同プロジェクトページで確認できる。

子どもたちに美味しくて安全な野菜を届けたい!と思う人は同プロジェクトを応援してみては。

CAMPFIRE:https://camp-fire.jp/
プロジェクト名:自然サイクル農法で育てた 至福の丸かじり野菜を最旬で届けたい!

(角谷良平)

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