オンラインサマースクールの開講や、学生向け広告制作コンペティションへの課題提供など、クリエイターを目指す学生に向けたモリサワの取り組みに注目しよう。

フォントやレイアウトの基本を学ぶサマースクール開講

モリサワは、デザイナーを目指す学生の就活を支援するプラットフォーム「ReDesigner for Student」と合同で、サマースクール「フォントとレイアウトのきほんの『き』」を9月20日(火)、27日(火)の全2回にわたって開催する。

■フォントやレイアウトの基礎が学べる2日間

同スクールはデザイン初心者や、まずは1作品作ってみたいという人、フォントやレイアウトの基礎を学びたい人に向け、レクチャーと課題の講評が行われる。就活のためだけでなく、デザインについての理解をさらに深めることができる2日間となっている。

■開催概要

「フォントとレイアウトのきほんの『き』」は、Zoomを使ったオンラインセミナーとして行われ、第1回は9月20日(火)13:00〜16:00、第2回は9月27日(火)18:00〜19:30に開催。全2回完結型で、基本的には2回ともに出席することでより学びが深められる構成になっている。

参加対象はデザイナー/クリエイターを目指す・興味のある学生、デザインに興味のある総合大学生、フォントやレイアウトを改めて学びたいデザイン・美術系学部生。必要なスキルやツールはなく、参加費も無料となっている。申し込みについては、公式サイトで確認を。夏休みにデザインを学びたい学生にぴったりの講座を要チェックだ。

申し込み詳細：https://redesignerforstudent.connpass.com/event/257074/

学生向け広告制作コンペティションへの課題提供も！

また同社は、日本広告制作協会(OAC)が主催する「OAC学生広告クリエイティブアワード2022」に協賛し、課題提供を行っている。

■学生のクリエイティブスキルを引き出すイベント

今年で11回目を迎える「OAC学生広告クリエイティブアワード」は、クリエイターを目指す学生に向けた広告制作のコンペティション。グラフィック部門・映像部門があり、夏休み期間等を通じて作品を制作することで、クリエイティブのスキルを成長させることができる機会となっている。

今年度の課題は、全日本空輸(ANA)、全国浴場組合、モリサワの3団体がそれぞれ提供しており、モリサワからは、SDGsへの関心の高まりや多様性の尊重が求められる中で注目されている「UDデジタル教科書体」をテーマに掲げた。

このUDデジタル教科書体は、学習指導要領に準拠しながらも、線の太さの強弱を抑えることで弱視、読み書き障害の人にも配慮した、読みやすく学びやすいデザインのフォントだ。ユニバーサルデザイン(UD)が求められる背景やUDフォントの特徴を踏まえ、多くの人に共感してもらえる新しい広告を待っているという。

■課題内容や応募について

同社からの課題は「UDデジタル教科書体が使いたくなる広告」。応募資格があるのは高校・高専・専門学校・大学・大学院に在学中の学生で、応募期間は9月1日(木)〜11月14日(月)となっている。

なお、課題の制作にあたっては、UDデジタル教科書体やモリサワのフォントを使用することが前提となる。応募者向けに、同社のUDフォントが無料でダウンロードできるクーポンを配布しているため、詳細はクリエイティブアワードのサイトで確認を。この機会に、モリサワフォントを活かした広告制作にチャレンジしてみては。

応募の詳細：http://www.oac.or.jp/gakusei_award2022/

モリサワの、クリエイターを目指す学生に向けた取り組みをお見逃しなく！

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