ボールペンでの細密描写と、その他の画材を組み合わせた混合技法での表現をメインに制作している作家・笠原菜々子氏による初の個展「Nanako KASAHARA Solo Exhibition<生まれも育ちも>」が、10月17日(月)~23日(日)の期間に東京で開催される。
暗い耽美な世界を表現
同展の作家は笠原菜々子氏。笠原氏は、2021年から独学で作家活動を開始。
「Tagboat Independent Tokyo 2022 審査員特別賞」や「The Artcomplex Center of Tokyo『ACTアート大賞展』入選」といった受賞歴をもつ。
笠原氏は、人物・動物・花など生きている全てのものをモチーフに、暗い耽美な世界を表現している。
ボールペンでの細密描写が魅力
油絵やアクリル絵具など様々な画材での制作を行い、自身の表現スタイルを模索する中で、ボールペンでの細密描写と、その他の画材(アクリル絵具や箔など)を組み合わせた混合技法での表現に至ったという。
展示予定の主な作品は『ALL DAY GALLERY Solo Exhibition』『Gallery TK2 「ヒト展」』『gallery hydrangea 「いきるものたち」』『Gallery LE DECO 「6 人の青展」』『The Artcomplex Center of Tokyo 「大細密展2021」』『The Artcomplex Center of Tokyo 「色色生物」』など。
展示会場は、2021年6月にオープンしたギャラリースペース「ALL DAY GALLERY」。1階にはカフェを併設している。個展を見たあとに、一息つくのによさそうだ。
■「Nanako KASAHARA Solo Exhibition<生まれも育ちも>」
会場:ALL DAY GALLERY
住所:東京都世田谷区若林4-8-3 ALL DAY B1
期間:10月17日(月)~23日(日)
時間:10:00~19:00<入場無料>
Webサイト:https://allday-base.com/gallery/
(鈴木 京)