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書の世界が福岡伝統織物に!「IWASA×CHIMA Collection Made in JAPAN」発売

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創業95年の伝統歴史技術を持つ「岩佐」が、約778年続く日本三大織物の一つ“博多織”織元「協和織」と、幅広く様々な分野で活躍する墨象家で現代アーティストの知麻さんがコラボレーションした数量限定シリーズ「IWASA×CHIMA Collection Made in JAPAN」を、9月10日(土)より発売中だ。

書の世界が織物に


日本の伝統的な「書」の文化を残しつつ、現代の空間に合うモダンな作品を生み出す知麻さん。

知麻さんの作品はモダンな着物姿と相性がいいと同社は考え、織物での再現が依頼されることとなった。


「にじみ・はね」など、「書」ならではの表現を織物にすることは繊細な作業。


「書」の世界が織物になったことで、帯・バッグ・草履などを作ることが可能となった。

コレクションモチーフは『いろはうた』


今回のコレクションのモチーフ『いろはうた』は、知麻さんが墨象に出逢って1番最初に書いた題材。


『いろはうた』の作者や意味など諸説あるが、知麻さんの中では五十音や数字と同じように捉えているそうだ。


『いろはうた』は、最後の「ゑひもせすん」までの48文字から想像する色、具体的なイメージが少ないため、墨で書かれた線や余白の美しさを素直に伝えることができると同氏は考えている。

文字を紡ぐ感覚で絹糸を紡ぐ


また、音の響きも美しく、文字の並びもひとつの線として流れるように書けるため、同氏は多様なデザインモチーフとしての可能性を感じるという。


『いろはうた』の旋律を線として捉え、文字を紡ぐ感覚で、絹糸を紡いで博多織の帯やバッグができ上がった。

繊細な「にじみ」を濃淡を表現


制作を行った博多織元の協和織工場は、織組織で知麻さんの作品の繊細な「にじみ」を如何に表現するか、何度も試織が行われた。


和紙(=地)の色、墨(=紋)の色にもこだわり、細かいヨコ糸の重なりで濃淡が表現されている。


また、地組織が繊細なため、通常の織物よりも技術が必要で、細心の注意を払いながら織り上げているのもポイントだ。

繊細で美しい博多織の墨アートコラボ


【“IWASA×CHIMA”×博多織】帯コレクションは、「いろは」132,000円(税込)と「いろはにほへと」132,000円(税込)の全2色。


【“IWASA×CHIMA”×博多織】バッグコレクションは、「博多織バッグ」52,800円(税込)全2色、


【“IWASA×CHIMA”×博多織】草履コレクションも、「博多織草履」38,500円(税込)全2色、S・M・Lサイズがラインアップされている。


絹糸で成形される、繊細で美しい博多織の墨アートコラボレーションを楽しんでみては。

「岩佐」online store:https://item.rakuten.co.jp/iwasa-zouri/c/0000000194/

(佐藤ゆり)

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