関商工会議所青年部は、関市立関商工高等学校の生徒と新しいパン切り包丁を企画。薄く切れるパン切り包丁「関流」を、10月8日(土)・9日(日)に開催される刃物まつりで販売開始する。
また、10月10日(月)より、ECサイトにて販売をスタートする。
料理の彩を加えるツールとして企画
パン切り包丁の企画は、関市立関商工高等学校の総合ビジネス科の3年生38人と、関商工会議所青年部で「関メタルアート2022」の事業の一環としてオリジナル包丁を作ろうとスタートしたもの。
地元企業の工場見学やアイディアスケッチ活用しながら企画がまとめられた。
自宅での時間や、自宅での食事が増加していること、SNSや動画サイトなど家事・料理のキーワードは人気ということから、SNSや動画サイトに料理を投稿する写真の彩として、包丁も彩を加えるツールとして商品を考えたという。
全体のフォルムは関市の自然を表現
「関流」全体のなめらかなフォルムは、岐阜県関市の美しい自然が体現されている。
岐阜県関市が世界に誇る川の清流をパン切り包丁の波刃に。また、山紫水明を体現する岐阜県関市の山々を、人差し指のストッパーにして表現されている。
ブレード部分には、清流・かわせみ・鮎が日本先端技術カラーレーザー彫刻が施され、すっと切れるパンの美しい切り口とともに、彩ある「関流」を添えることでさらに映える料理写真が表現できるようになっている。
5つの波刃で力を入れなくてもよく切れる
同商品は、5種類もの多彩な波刃により、パンくずも少なくしっかりカット。
やわらかいパンから固いパンまで、力を入れなくてもよく切れる包丁だ。
世界に誇る関市の伝統工法でモリブデンバナジウム鋼が使われており、丈夫で切れ味が持続する。
減プラスチックを意識したパッケージ
さらに、同商品のパッケージは減プラスチックを意識し、すべて紙が使用されている。例えば通常包丁を包む「スリーブ」という部分はプラスチックが使用されているが、「関流」のパッケージはSDGsの観点から減プラスチックを意識して紙を採用している。
パン切り包丁「関流」を、この機会にチェックしてみて。
関商工会議所青年部:http://sekiyeg.com/
関市立関商工高等学校:https://sekishoko.com/
(江崎貴子)