松井被服が、難燃性と保温性を兼ね備えた新素材褞袍「DOTERACK」のクラウドファンディングを、クラウドファンディングサイトMakuakeにて10月3日(月)よりスタートした。
アウトドア派、インドア派にも
冬の寒い季節に着る内部に綿を厚く入れた広袖の着物のことを「褞袍(どてら)」と言う。またの名を丹前(たんぜん)とも言い、防寒着としての役割だけではなく、その暖かさから寝具として使用されていた。
同商品は、アウトドア派、インドア派問わず一枚で大活躍の褞袍。高密度な軍用生地「ARMYDUCK」を採用し、「褞袍」✕「ARMY DUCK」=「DOTERACK(ドテラック)」と名付けられた。
馴染みのある形はそのままに、生地にはARMY DUCKを採用し今の時代のスタイルに合った特別な褞袍に仕上がっている。
高密度軍用生地を採用
米陸軍の軍需物資などに使用されている高密度軍用生地「ARMY DUCK」は日本発の本格AMERICAN DUCK生地メーカーALBERTON製を使用。その名の通り米国力右軍に軍需品として納めたことにより名付けられた生地名だ。
ダック生地はデニム生地が世の中に登場する前に流通していた頑丈な生地で、作業着にも流用されていた歴史がある。中でも「ARMY DUCK」はダックの中でも中肉に位置し細い糸を使用し組織密度を上げているのが特徴で「厚みは薄いが高密度」。また、使っているうちに味の出てくる経年変化も楽しめる。
この写真は1度洗いをしたものだ。
ボアなのに難燃
ARMY DUCKに掛け合わせるボア素材に選んだのは難燃性と保温性を両立した新素材「Protex-A」。炭化型で溶融しにくいので焚火の傍でも使用可能(炭化して自己消化)。優れた難燃性を誇る。
また、焚火から出る赤外線を吸収し、約5.0℃の温度差に。赤外線吸収で蓄熱保温できる。さらにアクリル由来のソフトさで軽く、あたたかいのが特徴だ。
そしてさらに嬉しいのが、同商品はARMY DUCKを表にして着るも良し、ボアを表にして着るも良しのリバーシブル仕様であること。
サイズは男女兼用のフリーサイズとなっているので、その日の気分で友達やパートナーと交換して楽しむこともできる。
こだわりのポケットにも注目!
フリーサイズだと全体的にサイズが大きくなってしまうため、腰ポケットの位置を2段階に分け、体格に関わらず手の先まで温まるように工夫。もちろんギア入れにも充分な大きさだ。
胸ポケットにはスマートフォンもすっぽり。ファスナー付きなので貴重品入れにも最適となっている。
同プロジェクトは、10月3日(月)〜11月25日(金)まで実施。発送は12月末から順次予定となっている。一般販売予定価格は35,000円(+送料1,000円)、Makuakeでの特別価格はプロジェクトサイトにて確認を。
暖かく、柔らかく。中でも外でも楽しめる「DOTERACK」。様々な場面で活躍させてみては。
Makuake:https://www.makuake.com/
プロジェクト名:【遊びとくつろぎの両立】 難燃性と保温性を兼ね備えた老舗縫製工場が作る新素材褞袍
(山川温)