宮崎県都城市に注目。「Web口座振替受付サービス」で、都城農業協同組合が利用可能になった話題と、市内小・中学校屋外にAEDを設置する取り組みをチェックしよう。

10月から都城農業協同組合も利用可能に

都城市が実施する「Web口座振替受付サービス」に、10月3日(月)から都城農業協同組合が加わった。これにより、都城市に店舗がある全ての金融機関で、同サービスの利用が可能になった。

Web口座振替受付サービスとは、パソコンやスマートフォン、タブレット端末からインターネットを利用して、市税などの口座振替申し込みができるサービス。口座振替依頼書の記入や届け出印が不要で、金融機関や市役所に出向く必要もない。

申し込みできる税・科目は、市県民税(普通徴収)、固定資産税、軽自動車税(種別割)、国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料、保育料、児童クラブ利用料、公立保育所副食費負担金、市営住宅使用料、福祉施設負担金、学校給食費、上下水道料金、下水道受益者負担金の14種だ。

申し込みにあたって、まずは、口座情報および通知書番号などが確認できるものを用意する。その後、市ホームページのトップページにある「口座振替サービス」バナーをクリック、または、二次元コードを読み取ってアクセスし、基本情報および口座情報を入力。確認画面が出てきて終了となる。サービスを利用できるのは、口座振替を新規または変更で申し込む人、利用可能金融機関の普通預金口座のキャッシュカードを持っている人だ。なお、法人は利用できない。

今回追加された都城農業協同組合はもちろん、宮崎銀行、鹿児島銀行、西日本シティ銀行、宮崎太陽銀行、南日本銀行、宮崎第一信用金庫、九州労働金庫、ゆうちょ銀行でも引き続き利用することができる。

便利なサービスを是非、利用してみて。

Web口座振替受付サービス詳細(都城市公式HP)：https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/soshiki/90/43325.html

万が一の備えを強化

また、都城市では、緊急時に誰でも利用できるよう、市内の小・中学校の屋外(校舎外)にAEDを設置。児童や生徒の屋外活動や、土曜日、日曜日、祝日等の部活動、スポーツ少年団活動など、万が一に備える。

現在、AEDは各小・中学校の屋内(校舎内)に設置しているが、更新の際に、屋外(校舎外)に設置場所を移動。屋外設置AEDは、12月頃から順次、各小・中学校に各1台を設置し、令和5年1月1日(日)から運用を開始する。

設置場所は、都城市立小・中学校の54校。ただし、白雲小・中学校は宮崎県管轄のため対象外となる。各学校のAED設置位置図を作成した上で、ホームページに掲載。いざという時のために、学校施設の利用者や各学校周辺の住民に、事前確認を促す。

暮らしに役立つさまざまな取り組みを行う宮崎県都城市。今後の動きにも注目だ。

都城市公式HP：https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/

(ソルトピーチ)