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八幡市市制施行45周年・松花堂美術館開館20周年記念!特別展や秋を楽しむ展示を実施

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京都府の八幡市立松花堂庭園・美術館は、八幡市市制施行45周年・松花堂美術館開館20周年を記念して「特別展 鎌倉ゆかりの武家と弓と八幡をめぐる物語」を10月15日(土)〜11月27日(日)に開催。特別展の会期にあわせ、秋を楽しむ様々な展示も行われる。

立松花堂庭園・美術館について


松花堂庭園は、約22,000㎡の広さがあり、文化財に指定・登録されている草庵「松花堂」、泉坊書院のほか、


小堀遠州が松花堂昭乗に贈った茶室「閑雲軒」がある松隠、千宗旦好みの四帖半の茶室がある梅隠、江戸時代から続く京の数寄屋大工が建てた竹隠など三棟の茶室がある。


庭園には、40種類を超える竹や300本を超える椿のほか、梅や桜、紫陽花、紅葉などがあり、四季を通して美しい景観を楽しむことができる。


松花堂美術館では、草庵「松花堂」や泉坊書院に付属する内装品、松花堂昭乗およびその門下人に関連するもの、八幡市にゆかりある美術品や資料等を収蔵している。

鎌倉と八幡のゆかりに思いをはせる特別展


「特別展 鎌倉ゆかりの武家と弓と八幡をめぐる物語」では、鎌倉幕府2代執権・北条義時の花押のある「関東下知状」(重要文化財、石清水八幡宮蔵)を特別公開する。また、江戸時代初期の石清水八幡宮の文人僧・松花堂昭乗が、弓矢の名人・源為朝を描いた「鎮西八郎為朝像」(松花堂美術館蔵)、「羿図」(大宝院蔵)を中心に、弓をめぐる作品も紹介。京都八幡で、平安・鎌倉・江戸時代の時と空間に触れることができる。

「風神雷神図屏風」高精細複製品の展示やアニメ上映も


このほか、キヤノンの最新技術と京都伝統工芸の技によって製作された、大本山建仁寺所蔵・国宝「風神雷神図屏風」高精細複製品を期間限定で展示。


また、アニメ特別放映も実施。2020年より始動し大きな話題を呼んだ、上峰町が「源為朝プロジェクト」として制作したアニメ『鎮西八郎為朝』。特別展で松花堂昭乗が描いた「鎮西八郎為朝像」を展示する縁で、このアニメを展示期間中、館内にて特別に放映する。為朝伝説の残る上峰町についても紹介される。

泉坊書院・草庵「松花堂」内園見学会


10月23日(日)には、2018年の大阪北部地震により被害を受けた泉坊書院と草庵「松花堂」を特別に公開。講師である平井俊行氏(伝統建築家、松花堂庭園・美術館館長)の話を聴きながら、文化財建造物に対する理解を深め、未来に引き継いでいく様子をじっくりと味わおう。参加費は500円で、別途庭園入園料が必要。定員は20人、事前申込が必要だ。

また、10月29日(土)と11月19日(土)の各日14時からは、学芸員による展覧会みどころ解説を、松花堂美術館講習室にて開催。参加は無料で、定員は各回20人。こちらも申込が必要だ。

この秋は、八幡市立松花堂庭園・美術館で「特別展 鎌倉ゆかりの武家と弓と八幡をめぐる物語」と紅葉を鑑賞してみては。

松花堂庭園・美術館HP:https://shokado-garden-art-museum.jp/
特別展ページ:https://shokado-garden-art-museum.jp/top/aboutus/shokadomuseum/r4specialexhibition/

(山本えり)

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