創業100周年を迎えた東京會舘は、11月1日(火)~30日(水)の期間「創業100周年記念復刻フェア」を開催中。さまざまな特別メニューが楽しめる。
エリザベス女王来日時のコース料理は5日間限定
中でも注目なのは、1975年にエリザベス女王陛下歓迎午餐会で提供したコース料理を復刻した「エリザベス女王陛下歓迎午餐会 復刻メニュー」。同メニューは、11月19日(土)、20日(日)、23日(水)、26日(土)、27日(日)のディナータイム限定でローストビーフ&グリル ロッシニで食べられる特別なメニューで、料金は¥19,800(税込・サ別)。
スープからデザートまで当時と同じ料理となっており、希少なフィレ肉にフォワ・グラを詰め、パイ包み焼きにしたメインディッシュは特に堪能したい一品だ。なお、同メニューは3日前までの予約が必要なので注意を。
また、4名以上の来店であれば、上記の日にち以外でも期間限定で用意してもらえるので詳細は店舗に問い合わせてみよう。
小説家が愛したメニューやレトロなスイーツも復刻!
小説家・三島由紀夫氏に<「プルニエの舌平目のピラフ」などは、何度となく食べて、一寸間をおくとまた食べたくなる>と評された、「ソールピラフ」などもフェア期間中に限り復活。
「ソールピラフ シャトーソース」は、単品¥2,860(税込・サ別)だ。同メニューは、11月1日(火)~30日(水)の期間に味わえる。
ほかにも、東京會舘構想のモデルとなったロンドンのサヴォイホテルで、現代フランス料理の父と称されるオーギュスト・エスコフィエ氏により考案されたデザート「ピーチメルバ」単品¥1,980(税込・サ別)や、
1970年代にパリ・シャンゼリゼの三ツ星レストラン、ラ・セールで生まれたといわれる王宮や王冠を模したデザート「タンバルエリーゼ」単品¥2,200(税込・サ別)など、往年のデザートも楽しめる。
なお、「ピーチメルバ」の提供期間は11月1日(火)~11月15日(火)、「タンバルエリーゼ」提供期間は11月16日(水)~11月30日(水)だ。
さらに12月上旬まで本舘1階のロビーでは、東京會舘の歴史を伝える年表や貴重な資料などの「ロビー展示」も開催され、売店では100周年記念商品も販売中だ。
100周年を迎えた東京會舘のフェアで、“美食の秋”が満喫できそう。
■東京會舘 本舘
住所:東京都千代田区丸の内3-2-1
公式HP:https://www.kaikan.co.jp/
(fukumoto)