KYOTO DAIRI PROJECTは11月13日(日)に、お地蔵さんに最もゆかりの深い京都・壬生寺の境内にて「地蔵盆フェスティバル」を開催する。
京都にとっての地蔵盆
地蔵菩薩は子どもを守ると言われている仏さまで、壬生寺のご本尊。京都市内のお地蔵さんの数は5000とも10000とも言われている。
地蔵盆は毎年8月の終わりに、子どもたちのお祭りとして開催され、“京都をつなぐ無形文化遺産”にも認定されたが、コロナ禍でまる3年間不開催となり、存続の危機すら叫ばれているという。
そんな声を吹き飛ばし、地蔵盆を未来に繋げるために、まる一日楽しめるフェスティバルとして開催される。
定番の出し物から地蔵盆の意味を考えるコンテンツまで
地蔵盆の定番の出し物から、地蔵盆の意味を考えるコンテンツまで、楽しみ方はいろいろとし、地蔵盆といえばの提灯の絵付けや、お地蔵さんのお化粧からのおつとめと数珠回しも。
さらには、紙芝居屋がやってきて、脇ではスーパーボールすくいや、ヨーヨーつり、射的などで盛り上がる。そんな定番屋台がずらりと並ぶ一方、「演劇」「映像作品」「落語」など、そのストーリーの中に「地蔵盆とは」といったことを盛り込んだ作品も上演される。
「地蔵盆フェスティバル」は、11月13日(日)10:30~夕方頃、壬生寺境内にて開催。料金は境内入場無料だが、「演劇」のみチケット制、「映像」「紙芝居」「落語」はカンパ制、その他各テントで販売等もある。
例えば、壬生寺の松浦俊昭貫主によるおつとめや、地蔵盆ならではの数珠回し「おつとめ・数珠回し」、お地蔵さんのお化粧体験(参加費:無料)、提灯絵付け体験(参加費:500円)、昔懐かし今新しい紙芝居(参加費:カンパ制) 、落語「おたのしみ」、縁日コーナーなど、出し物も盛りだくさんとしている。
子どもを中心としながらも、大人も楽しめるフェスティバル「地蔵盆」に足を運んでみては。
■地蔵盆フェスティバル
開催場所:壬生寺境内
住所:京都市中京区壬生椰ノ宮町31
URL:https://bunka-iten.kyoto/event/event-3697/
(さえきそうすけ)