市民参画型インフラ情報プラットフォームの構築・提供・運営を行うWhole Earth Foundationは、11月26日(土)・27日(日)の2日間、愛知県岡崎市、日本鋳鉄管社と共同で、市の指定エリア内にある約2万基のマンホール画像を集める市民参加型イベント「マンホール聖戦 in 岡崎」を開催。
愛知県内では初開催、全国では3例目の自治体との共同開催となるイベントで、岡崎市下水道100周年事業のプレイベントとして行われる。
エリア内のマンホール画像を撮影し投稿数を競い合う
「マンホール聖戦」は、同団体の提供する社会貢献型Web3アプリ「TEKKON」を活用し、エリア内のマンホール画像を撮影、その投稿数を競い合うイベント。今回のイベントでは、2日間で指定エリア内のマンホール約2万基の画像コンプリートを同団体は目指している。
投稿されたマンホール情報は岡崎市へと還元され、傷んだ蓋の交換につなげるなど、老朽化が問題となっているマンホール蓋の維持管理の効率化へと繋げる狙いがある。
まずは「TEKKON」アプリをダウンロード
参加するには、iOS版またはAndroid版の「TEKKON」アプリをダウンロードし、イベント参加フォームより参加申し込みを行い、会期中に「TEKKON」アプリを使ってマンホールを撮影・投稿するだけ。
同イベントでは、マンホール画像の撮影・投稿数に応じて獲得できるポイントを競い合い、上位入賞者には商品券3万円+東海オンエアコラボキブサチ東海八丁台湾らーめん(5食)などの豪華賞品や、イベントの参加賞として岡崎市の特産品の味噌(まるや、カクキュー) 100gパック×2などが贈られる。
なお、イベント登録フォームに11月26日(土)7:00までに登録した人が対象。商品はなくなり次第終了だ。商品に関する詳細は、同イベントの公式サイトで確認しよう。
過去2回の自治体との共催イベントでは目標を達成
石川県加賀市、静岡県三島市で開催された過去2回の自治体との共催による「マンホール聖戦」では、いずれも期間内に市民の力で全マンホール画像取得を達成している。
これまでに収集されたマンホール画像は、2022年10月末時点で122万枚以上。シビック(市民)とテック(テクノロジー)を組み合わせ「シビックテック」と呼ばれるこうした取り組みは、市民がITなどのテクノロジーを活用して社会課題の解決を目指す先進事例として、今後注目を集めていきそうだ。
■「マンホール聖戦 in 岡崎」概要
開催日:11月26日(土)・27日(日)
開催時間:各日8:00~16:00
参加賞配布場所:十王公園(市役所西庁舎北)
配布時間:各日8:00~16:00
イベント参加フォーム:https://forms.gle/txpFNeL9xoufV2FH7
※アプリをダウンロードしたスマートフォンなどを持参
(fukumoto)