展示会の企画を行うアートスペースは、スポ根漫画の2大作品「『あしたのジョー』＆『巨人の星』版画展」を、11月16日(水)～22日(火)の期間中、大丸東京店にて開催する。

両作品によりスポ根漫画ブーム巻き起こる

『あしたのジョー』より版画「燃えつきるまで」

『巨人の星』より「大リーグボール養成ギプス」

1966年～1968年「巨人の星」(原作：梶原一騎、漫画：川崎のぼる)、「あしたのジョー」(原作：高森朝雄、漫画：ちばてつや)により、「スポーツ根性」(通称：スポ根)漫画ブームが巻き起こった。

「『あしたのジョー』＆『巨人の星』版画展」では、現在でも高い人気を誇る両作品の直筆サイン入り版画約50点を、一堂に展示販売する。すべての作品が額付きとなっている。

Wネームコレクション限定版画を先行発売

Wネームコレクションにサインを入れるちばてつや氏

Wネームコレクションにサインを入れる川崎のぼる氏

同イベントの目玉として、往年のヒーロー矢吹丈と星飛雄馬が1枚のアートとなり、巨匠ちばてつや氏・川崎のぼる氏の直筆サイン(Wネーム)が入った「ジョー＆飛雄馬(Wネームコレクション2022)」限定版画を、先行発売する。

「ジョー＆飛雄馬(Wネームコレクション2022)」のサイズは34x46cm。限定50部の販売で、価格は220,000円(税込)。直筆サインの位置やデザインは変更になる場合がある。

手塚治虫の版画展も併催

また会場では、マンガの神様・手塚治虫の版画展も併催。「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」など、手塚プロダクション監修のもと制作された版画がずらりと並び、名作揃いの1週間を堪能できる。

『あしたのジョー』より「燃える闘志(力石)」

『巨人の星』より「命をかけて」

近年、日本の漫画文化は、単なる娯楽としてではなく芸術として世界中から高い評価を受けている。同イベントは、日本を代表する漫画作品を版画として紹介し、日常生活で楽しむマンガアートを提案する。

なお「『あしたのジョー』＆『巨人の星』版画展」は入場無料となっている。

日本が誇る漫画作品が版画となって登場する「『あしたのジョー』＆『巨人の星』版画展」に注目してみて。

■「あしたのジョー」＆「巨人の星」版画展
併催：手塚治虫版画展
開催日時：11月16日(水)～11月22日(火)10時～20時(初日は正午オープン、最終日は17時閉場)
会場：大丸東京店11階催事場
住所：東京都千代田区丸の内1-9-1

『あしたのジョー』©高森朝雄・ちばてつや／講談社 『巨人の星』©梶原一騎・ちばてつや／講談社

(よしだゆうこ)