全国トップクラスのねぎの作付面積を誇る埼玉県深谷市は、11月23日の勤労感謝の日を「深谷ねぎらいの日」とし、大切な人へ「深谷ねぎ」を贈る深谷発の新習慣を推進中。今年5年目を迎え、定番の年間行事になっているこの取り組みが、今年度も実施される。
なお、11月23日の「ねぎらいの日」は、日本記念日協会において2020年10月に記念日登録された。
深谷ねぎに関連する企画を県内外で
「深谷ねぎらいの日」に伴い、市内のスーパーや農産物直売所などの協力店舗で花束ならぬ「ねぎ束」を販売。市内の飲食店での「ねぎ料理」の提供や、深谷ねぎに関連するイベントもある。
昨年からは「出前授業 ねぎらいの日授業」を実施し、市内全公立小学校19校の約1200人の児童が自ら「ねぎ束」と「ねぎらいレター」を作り、大切な人をねぎらった。
また、昨年10月に東京駅で開催した「渋沢栄一の郷 深谷博覧会」においても「ねぎらいの日」をPR。3日間で約3500人が来場した。
「ねぎ束」を無料配布
今年度は、深谷市イメージキャラクターのふっかちゃんが「ねぎ束」を無料配布する。
11月23日(水・祝)の13時より、深谷テラスパーク管理棟前にて先着300名に「ねぎ束(ねぎ2本)」を1人1束配布。配布には深谷市のジュニアリーダーも参加する。
また、東京都の東京シティアイでは12月5日(月)に「ねぎ束」を配布予定だ。なお、埼玉県のそごう大宮店では、11月5日(土)に実施済み。
「ねぎ束」販売や「ねぎ料理」提供も
市内スーパーマーケットと農産物直売所などでの「ねぎ束」販売も実施。協力店舗22店舗にて花束のようにラッピングした各店舗オリジナルの「ねぎ束」が販売され、37の飲食店では「深谷ねぎ料理」などがふるまわれる。
来年1月には、深谷市役所レンガコリドーにて、小学生が学校農園で育てた深谷ねぎで作った「ねぎ束」を直接販売する予定だ。
深谷ねぎ関連イベントが続々と
このほか、深谷ねぎに関連するイベントが複数開催される。
10月25日(火)~11月18日(金)の期間は、市内18の小学校にて「出前授業 ねぎらいの日授業」を実施する。
11月19日(土)~23日(水・祝)には、道の駅おかべにて、ねぎらいの日に向けた「深谷ねぎらいフェア」を開催。「ねぎ束」や深谷ねぎカルソッツ(焼きねぎ)などを販売する(カルソッツは19・20日のみ)。
11月23日(水・祝)~27日(日)には、お風呂caféハレニワの湯にて「深谷ねぎ風呂」を実施。深谷ねぎが浮かぶ“ねぎらい風呂”が登場する。
12月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日)には、道の駅おかべでの「第11回 深谷ねぎグランプリ」、
2023年1月29日(日)には、瀧宮神社にてさまざまなねぎを食べ比べできる「深谷ねぎまつり」が開催される。
今年の勤労感謝の日、深谷ねぎで大切な人をねぎらってみては。
■深谷テラスパーク
住所:埼玉県深谷市黒田41
■深谷市役所レンガコリドー
住所:埼玉県深谷市仲町11-1
■道の駅おかべ
住所:埼玉県深谷市岡688-1
■お風呂caféハレニワの湯
住所:埼玉県熊谷市久保島939
■瀧宮神社
住所:埼玉県深谷市西島5-6-1
(Higuchi)