栃木県益子町が、2020年から益子町に活動の拠点を移している世界的アーティスト・シシヤマザキ氏とコラボし、益子焼振興のための地方創生プロジェクトを開始。第1弾として12月4日(日)18:00から、NFTアート作品[ma shishi ko]をふるさと納税返礼品として出品する。
地方創生プロジェクト
同プロジェクトは、NFTアート作品を用いて、2段階に分けて資金を募り益子焼の振興支援を行う、地方創生プロジェクト。募った資金は、経費を差し引いて若手作家の育成や益子焼のプロモーションにかかる事業に充てられる。
第1段階の「NFTアート作品のふるさと納税出品」は、シシヤマザキ氏による益子焼をイメージしたNFTアート作品100点(10種類×各10パック)を、同じくシシヤマザキ氏によって制作された箸置き「ha shishi oki」とセットで、ふるさと納税の返礼品として出品する。作品は、益子焼をモチーフにした愛らしいキャラクター「ぽっとちゃん」やシシガールに、益子町特産のいちごや新鮮な野菜が、シシヤマザキ氏の特徴的なタッチで描かれている。
第2段階は「リアル空間での展示開催」だ。益子町の施設、益子陶芸美術館/陶芸メッセ益子で、今回のNFTアート作品の売上金をはじめ、シシヤマザキ氏の作品をリアル空間に展示。その入場料の一部がプロジェクトに充てられる。開催時期は、2023年夏頃を予定している。
シシヤマザキ氏
シシヤマザキ氏は、水彩画風の手書きロトスコープアニメーションを独自の表現方法として確立し、独特のピンク色を多用した作品が国内外問わず数多く高く評価されているアーティスト。これまで「CHANEL」「PRADA」「資生堂」などのブランドプロモーションイメージの制作を担当している。
2016年に都内の陶芸教室で陶芸と出会い、その後、益子町の窯元に通うようになり、2020年からは活動の拠点を益子町に移している。
NFTアート作品のふるさと納税出品は、12月4日(日)18:00からスタート。寄付金額は100,000円。出品点数は100点(10種類×各10パック)だ。
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(ソルトピーチ)