鈴木楽器製作所から、キーボードスタイルパーカッション「BARcussion(バーカッション)」と、カリンバ&楽譜セット「Joy Joy♪カリンバ」が新発売!それぞれの情報を詳しく紹介しよう。
ピアノのように演奏できる打楽器
教育向けの楽器・教材を製造する鈴木楽器製作所は、鍵盤を押さえて演奏する打楽器シリーズ「BARcussion」を、11月1日(火)より、全国の楽器店、スズキ製品取扱店で発売している。
同商品は、パネル上のボタンを指で叩いて演奏する電子楽器「リズムマシン」をリアルな楽器で再現したら面白いのでは、という発想から生まれたもの。リズムマシンのように指で複数の打楽器を同時に演奏できる方法を検討していく中で、鍵盤が採用された。
鍵盤を押さえるとビーターが跳ね上がり、音源に当たって発音する小型の打楽器シリーズで、5種類をラインアップしている。
KSP-1「シンバルA」は、余韻が長く続くフィンガーシンバルの音。
KSP-3「ジングル」は、タンブリンの鈴の軽やかな音。
KSP-4「シェイカードラム」は、小型シェイカーの音。
KSP-5「ウッドブロックHigh」は、ウッドブロックの高音側の音。
KSP-6「ウッドブロックLow」は、ウッドブロックの低音側の音となっている。
両手を使って演奏することの多い打楽器だが(片手に楽器を、もう片方の手にビーターを持つなど)、「BARcussion」で使うのは指1本なので、1人で複数の打楽器を同時に演奏可能。
今までのように、曲中で別の打楽器に持ち替えて演奏したり、打楽器数分の奏者を揃えたりする必要はなく、フルセットを揃えてもA4サイズ程度のスペースに設置できるので、テーブルさえあればどこでも演奏できる。価格は、各モデル税込価格6,380円となっている。
今後は、テーブル上で手軽に扱える打楽器として、小編成のアコースティックバンドや教育市場、音楽療法の現場へ提案していくという。また、同社は音によるコミュニケーション(合図やリズムセッション)など、新しいパーカッションの世界を創っていきたいと考えており、現在5モデルの発売だが、今後ラインアップを増やしていく予定だという。
製品詳細ページ:https://www.suzuki-music.co.jp/products/35245/
カリンバがギフトにぴったりなパッケージセットに
また、鈴木楽器製作所は、1オクターブ8音のカリンバ&楽譜セット「Joy Joy♪カリンバ」を、11月24日(木)より、全国の楽器店、スズキ製品取扱店で発売している。
「カリンバ」はアフリカ生まれの民族楽器で、両手で本体を持ち、中央に並んだ金属製のキーを親指ではじいて演奏する。その演奏方法から「親指ピアノ」とも言われている。
カリンバには多くの音(17音など)を演奏できるものもあるが、「Joy Joy♪カリンバ」は小さな子どもや楽器ビギナーの人も演奏できるようなやさしいセットを目指し、1オクターブ8音にしぼった。
また、演奏に慣れるまでのサポートとしてキーに貼って使用できるドレミシールと、聴きなじみのある20曲を1オクターブで演奏できるようアレンジした専用楽譜付き。さらに、20曲の演奏動画を公式YouTubeで公開している。掲載楽曲は詳細ページで確認を。
パッケージには、楽器演奏のハードルを下げ、手に取りやすいようなほっこりとやさしいイラストが描かれており、サイズは幅12×奥行4.5×高さ16cm。書店でも販売できるようISBNコードも記載されている。価格は、税込価格3,850円となっている。
今後は、既存の楽器販売ルートの他、書店、雑貨店、ギフト店などにも広く展開し、年間3000個の販売を目指しているという。
製品詳細ページ:https://www.suzuki-music.co.jp/products/56301/
「BARcussion」や「Joy Joy♪カリンバ」を趣味として楽しんだり、クリスマスのギフトに選んでみては。
(yukari)