BASEPOINTは9月1日(木)~30日(金)に、転職経験のある20~50代の男女100人を対象に「学習」に関するアンケート調査を実施した。
全20問にわたる解答結果から浮かび上がってきた学び方と学習時間の相関関係などを紹介している。
コロナ禍で変化していく「社会人の学び方」について調査
「人が集まる場の価値を創造する」を理念に掲げ、自習室・ノマドカフェ・貸し会議室・コワーキングスペース・シェアオフィス運営の事業を東京・新宿4拠点で展開しているという同社。
そんな同社がコロナ禍で変化していく「社会人の学び方」について調査を行った。調査方法はインターネット調査、有効回答者数は100人、回答者の属性は20代13%、30代37%、40代39%、50代11%。
今回の調査結果から社会人の学習に関する意識と目的、また平均的な学習時間、主な学習媒体などが顕著に結果として算出されたそう。一方、現在の学習環境への不満や個々に抱えている悩みは様々で、特徴的なものが複数回答散見された。
さらに本アンケート調査から、年収や転職回数に応じての学習時間の相関関係はなく、世代別に見た際も特徴的な結果は出てこなかったという。
調査結果のポイント
調査結果のポイントは、学習する時間は終業後の「夜」と回答したのが71%であること、 隙間時間の活用で学習時間を確保している人が8割、学習に対する後悔がある78名は「様々な恥」を感じていた点、未だ学習媒体は圧倒的に書籍(紙媒体)を利用している点の4つ。
キャリアを考えた学習時間の確保は、朝活の時間とは別軸できちんと就業時間後に確保しており、学習時間は移動時間を主とした隙間時間の活用で捻出しているという意見が多くみられた。
また、今まで「勉強をしていれば」と後悔したことについては、キャリア選択の幅といった回答から、個々の会話などのコミュニケーションで後悔を感じているという意見が半数以上とも。
一方、「勉強をしていてよかった」と感じる場面は、後悔した上で現状の学習習慣が身についたという答えもあり、知識がつき喜びを感じている回答もあった。
学習媒体は、参考書などの書籍(紙媒体)が79名にのぼり、その他は「YouTube等の無料動画コンテンツ」「ユーデミー等の有料動画コンテンツ」「ユーキャン等の通信教育」「オンライン講座(アプリ含む)」。若年層だからといってインターネットコンテンツでの学習が多いという傾向はなかったという。
自身の“大人”の学習の参考にしてみてはいかがだろう。
調査方法:インターネット調査
調査期間:9月1日~30日
有効回答者数:100人
回答者の属性:20代13%、30代37%、40代39%、50代11%、
(さえきそうすけ)、