12月14日(水)、放課後NPOアフタースクールはソニー銀行と連携して、小学生低学年と保護者が一緒にお金のつかいみちを学べるアニメーション動画「はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?」を公開した。
キャッシュレスの普及により現金に触れる機会が減少
近年、キャッシュレス決済やオンラインショッピングの普及により、子どもたちが現金に触れ、お金の大切さやお金の使い道を身近に感じる機会は減少しているという。
ソニー銀行によると、同行で1年のうち最も小学生を含む子ども名義の口座開設が多いのは1月となっており、お年玉などで年末年始は子どもがお金に触れる機会が増えるタイミングだ。
また、小学生低学年の放課後・長休みの時間は年間約1,600時間と、学校にいる年間1,200時間より長く、放課後・長休みの時間に子どもたちに価値ある体験を届けることが大切だ。
お年玉の使い道を通して寄付や預金について学ぶ
このような背景のなか、今回のアニメーション動画は放課後・長休みの時間に、初めての金融教育として、子どもと保護者が一緒にお金の使い道について学び、子どもの夢やどのようにお金を使うか語り合うことを目的に、放課後NPOアフタースクールとソニー銀行が協働して企画・作成した。放課後NPOスクールの活動現場でも、金融教育の教材として活用していくという。
アニメーション動画は、小学1年生の主人公ひろくんが親戚からポチ袋をもらったところから始まる。始めにひろくんは、欲しかったグッズとチョコを買おうとするが、姉と従兄は自分の夢のために貯金や寄付をすると言う。
ひろくんは二人と話すなかで、お金は「使う」だけでなく、自分の夢を叶えるために、「誰かを応援したり(寄付)」、「未来のために銀行に貯めること(預金)」もできると知り、自分の夢は何か、お金をどう使いたいか初めて考える。
「はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?」で子どもと一緒にお金について学ぼう。
はじめての金融教育 お金をもらったらどうする?:https://www.youtube.com/watch?v=ivYGb418al0
(佐藤 ひより)