今年9月に画像・映像アップスケーリングサービスとして登場した「picmo(ピクモ)」。
12月8日(木)より、AIプラットフォーム「picmo」の「AIお絵描き」機能にStable Diffusion v2.1が追加され、実写向けの画像をより高いクオリティで生成できるようになった。
AIお絵かきがアップグレード
リリースから約3ヵ月で、Android、iOSの合計DL数が2000DLを突破したという「picmo」。11月よりテキスト入力でイラストが自動生成される「AIお絵描き」のサービスを追加、更にこの度、その「AIお絵描き」に「Stable Diffusion v2.1」が追加された。
これにより、実写向けの画像生成のクオリティが向上。イラスト向けの「Waifu Diffusion v1.3」に比べ、写真のようにリアルで鮮明な画像を生成することができる。
また、日本語または英語でのプロンプトの入力を選択できるようになったうえ、詳細オプションとしてネガティブプロンプト(英語のみで400字以内)が追加され、生成する画像内で除外する描写の指定ができるようになった。
詳細な指定が可能となり、よりハイクオリティな画像を生成できるとしている。
高画質化サービスと組み合わせて鮮明画像に
「AIお絵描き」で生成した画像を、「picmo」の画像・映像アップスケーリングサービスで高画質化することが可能。同サービス内で、画像生成から高画質化まで完全無料・回数制限なしで利用できる。
クリスマスカードや年賀状の作成に、画像アップスケーリングサービスや「AIお絵描き」を活用できるとし、家族の思い出の写真を高画質化することや、スマホやパソコンから簡単にシチュエーションに合わせた画像を生成することで、オリジナルのクリスマスカードや年賀状を作成できるという。
Waifu Diffusion v1.3(イラスト向け)作成した画像のアップスケーリング前(上)とアップスケーリング後(下)も紹介されている。
サービス概要
画像・5分以内の動画を無料で高画質化でき、アニメ・イラスト・白黒写真にも対応している。アップスケーリングの回数制限はない。
画像のファイルサイズは5MBまでで、サイズは2400×2400pxまで。動画のサイズは100MB、再生時間は5分、動画形式はmp4、フレームレート 30fps、解像度 720×480px。
スマホの画像からオリジナルのクリスマスカードや年賀状を作成してみては。
「picmo」アプリインストール
Android版:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.i_nextage.picmo
iOS版:https://apps.apple.com/us/app/picmo/id6443432646
(さえきそうすけ)