あんしん解体業者認定協会は、全国の男女500人を対象に「捨てられない物に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化した。
あなたの物置やクローゼットには、「ずっと使っていないけれど、なんとなく捨てられなくて保管し続けているもの」はないだろうか。
調査概要
「使っていないから捨てようかな」と思っても、いざ目にすると思い出がよみがえって、なかなか処分できない…そんな物が誰にでもあるのでは。
同協会が運営する解体無料見積ガイドでは、全国の男女を対象に、11月24日(木)~26日(土)の期間中、インターネットによるアンケートを実施。有効回答数は500人(女性367人/男性133人)、回答者の年代は10代0.6%、20代23.0%、30代36.4%、40代27.2%、50代9.8%、60代3.0%となっている。
調査結果を要約すると、物を捨てるのが苦手な人は55.0%に上り、捨てられない物の1位は「写真・アルバム」、捨てられない理由は「いつか使うかもしれないから」であったという。
捨てるのが苦手な人が半数超え
男女500人に「あなたは物を捨てられる方ですか?」と聞いたところ、「捨てられない」「あまり捨てられない」と答えた人が合わせて55.0%で、半数を超えたという。「捨てるのが苦手」と自覚している人の方がやや多いと判明した。
また、「捨てられる」という人の中でも「躊躇なく捨てられる」という人は少なめで、「最終的には捨てるけれども時間がかかる」「たいていは捨てられるけれど、どうしても残しておきたいものがある」という人も多いのかもしれない。
どうしても捨てられないものは…
「どうしても捨てられない物」を聞いたところ、66人が「写真・アルバム」と回答し1位に。続いて2位は「服・ファッション小物(63人)」、3位が「プレゼントでもらったもの(61人)」という結果になった。
写真やプレゼントなど、「誰かとの思い出を感じるもの」を捨てにくいと感じる人が多く、また、写真データが入っているからという理由で、「昔使っていた携帯電話やスマホ」を挙げた人もいたという。
プレゼントや手紙などは、贈ってくれた人や書いてくれた人の気持ちのこもったものはさらに捨てにくいかもしれない。
「いつか使うかもしれない」から捨てられない
「物を捨てられない理由」を聞いたところ、234人が「いつか使うかもしれない」と答え1位に。2位は「愛着を感じる(146人)」、3位「もったいない(58人)」、4位「捨てたら後悔しそう(29人)」と続いたそう。
「◯◯かもしれない」「◯◯しそう」など、不確かな理由で捨てることを回避している人も多いとわかったとし、なんとなく保管しているだけなら、本当に必要かを一度検討してみてもいいかもしれないとしている。
気に入ったものを長く大切に使うのは、素晴らしいこと。だが同調査結果を参考に、もし何かずっとしまいこんでいる物があるのなら、大切な物を活かす方法を考えてもいいかも。
年末の大掃除にあたってのヒントにしてみては。
■調査概要
調査対象:全国の男女
調査期間:11月24日(木)~26日(土)
調査機関:当協会調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性367人/男性133人)
回答者の年代:10代 0.6%/20代 23.0%/30代 36.4%/40代 27.2%/50代 9.8%/60代 3.0%
解体無料見積ガイド
URL:https://www.kaitai-guide.net/
(さえきそうすけ)