熊本県南部の水俣・芦北地域では、約10年前から地元漁師が牡蠣の養殖に取り組んでいる。この冬も「芦北真牡蠣カキ小屋」「つなぎオイスターバル」「恋路カキ小屋」、個性豊かな3つの牡蠣小屋で旬の牡蠣を楽しめる。
牡蠣を養殖する水俣・芦北地域で牡蠣小屋がオープン
熊本県の南部に位置する水俣市、芦北町、津奈木町では、2010年12月から、行政と地元経済団体等が連携して、「水俣・芦北地域雇用創造協議会」を組織し、産業振興による地域活性化に取り組んでいる。
同協議会では、約10年前から地元の3漁協と協力して牡蠣の試験養殖を開始。それぞれの漁協が工夫をこらして特色ある牡蠣小屋を運営し、今では冬から春の風物詩となっている。
この冬も、「芦北真牡蠣カキ小屋」は12月17日(土)から営業中。「つなぎオイスターバル」は2023年1月7日(土)から、「恋路カキ小屋」は2023年1月14日(土)から営業を開始する。
テイストの異なる3つの牡蠣小屋で食べ比べが可能
「芦北真牡蠣カキ小屋」は、漁師夫婦が自ら手掛けるアットホームな牡蠣小屋。牡蠣で出汁を取ったスープが自慢の「カキうどん」、牡蠣エキスたっぷりの「カキごはん」などがおすすめだ。
場所は道の駅芦北でこぽんで、営業日は土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日(木)~31日(土)、2023年1月3日(火))、12月31日(土)は生牡蠣販売のみ。営業時間は11時~16時だ(15時30分オーダーストップ)。
2023年1月7日(土)にオープンの「つなぎオイスターバル」は要予約。不知火海を一望できる欧風牡蠣小屋で、定番の「欧風トッピング」や「燻製牡蠣のアヒージョ」など、ひと味違う牡蠣が味わえる。
場所はつなぎオイスターバルで、営業日は土・日曜日、祝日。営業時間は10時~16時だ(15時30分オーダーストップ)。
2023年1月14日(土)オープンの「恋路カキ小屋」は、リニューアルした「道の駅みなまた」で営業する。牡蠣とともにヒオウギ貝などを缶に入れて、酒で蒸す「ガンガン酒蒸し焼き」は、箸が止まらなくなる一品だ。
営業日は土・日曜日、祝日(月曜日のみ)で、営業時間は11時~16時(15時オーダーストップ)。
旬の牡蠣を3つの牡蠣小屋で食べ比べしよう。
■道の駅芦北でこぽん
住所:熊本県葦北郡芦北町佐敷443
■つなぎオイスターバル
住所:熊本県葦北郡津奈木町福浜3503
■道の駅みなまた
住所:熊本県水俣市月浦54-162
水俣・芦北地域雇用創造協議会:https://minamata-ashikita-koyo.jp/news/1358/
(佐藤 ひより)