群馬県桐生市では、桐生市内の登録宿泊施設へ宿泊すると、桐生市内で使える電子地域通貨「桐ペイ」2000ポイント分のカードを1泊につき1枚進呈するキャンペーンを、令和5年2月28日(火)チェックアウトまでの期間で実施中だ。
織物産業が盛んな山紫水明の街
群馬県桐生市は、群馬県の東端、栃木県との県境にあり、日光につながる山々や利根川支流の渡良瀬川などが流れる山紫水明の街。
古くから織物産業が盛んで、街中には特徴的な「ノコギリ屋根」型の織物工場が200棟ほど残り、今でも稼働して織物を作り続けているほか、店舗などにリニューアルして使われているものも数多く見られる。
8月には、暑い桐生の夏をさらに熱くする「桐生八木節まつり」が3日間にわたって開催され、市内外から大勢の観光客が訪れて熱狂と興奮に包まれる。
市内には駅チカで便利なビジネスホテルをはじめ、イングリッシュガーデンが美しいホテル、お寺の一角に泊まって写経体験などができる宿坊、芸者の置屋だった古民家を改装したホテルなどがあり、特徴ある様々な宿泊施設を楽しむことができる。
宿泊施設の需要を喚起し地域経済を活性化
桐生市には、織物産業で栄えた名残の建物や織物に関連した日本遺産などが存在し、趣のある街並みやモノづくりの気質が残る雰囲気に惹かれて観光客が訪れている。しかし、コロナ禍により観光客は激減。また、「桐生八木節まつり」も3年連続で中止や規模を縮小しての開催となった。そのような中、コロナ禍で減少した宿泊施設の需要を喚起すると同時に、観光施設をはじめ地域経済の活性化を図るため、今回「桐生へ泊まってお得キャンペーン」の実施に至った。
「桐ペイ」2000ポイント分をプレゼント
同キャンペーンでは、1人1泊につき電子地域通貨「桐ペイ」2000ポイント分が付与された使い切りカード1枚を交付する。連泊の場合は3泊分まで。ポイント有効期間は、12月1日(木)~令和5年2月28日(火)。
期間中に市内の登録宿泊施設に宿泊し、新型コロナワクチン3回接種済またはPCR検査・抗原定量検査・抗原定性検査で陰性の人、もしくは年齢11歳以下で同行の同居家族がこのどちらかを満たす場合が対象となる。宿泊施設は、群馬県の「ストップコロナ!対策認定制度」の認定を受けていることなどの条件を満たした、同事業に参加する桐生市内の宿泊施設。なお、全国割適用前の宿泊料金が5000円(税込)以上の宿泊に限る。詳細は桐生市HPにて確認を。
「桐生へ泊まってお得キャンペーン」を利用して、お得に桐生の街を楽しんでみては。
桐生市キャンペーン紹介ページ:https://www.city.kiryu.lg.jp/kankou/annai/1021217.html
(山本えり)