エコファーマーによる高品質茶葉と豆のオンラインショップ「Hattori Tea Farm」が12月にオープンした。
農地を再生するお茶
流通サービスは、茶畑にソーラーパネルを設置し“茶農家にも、環境にも、飲む人にもやさしい”クリーンエネルギーを利用して、オーガニックの抹茶・煎茶を栽培、製造、販売している。
近年、欧米をはじめとした海外でのMatchaの需要の増加と地球環境への関心の高まりから、同社のオーガニックのお茶が海外で評価されるようになったそう。2019年、多くの人に支えられ、人にも地球にも優しいお茶とコーヒーのブランドとして「Hattori Tea Farm」が誕生した。
こだわりのコーヒー・紅茶を販売
そして12月、国内初のオンラインショップ「Hattori Tea Farm」がオープン。
クリーンエネルギーを利用した「茶畑ソーラー」で、海外でも高い評価を得ている自社農園のオーガニック抹茶・煎茶を中心に、土づくりからこだわった厳選農園のコーヒー・紅茶を販売している。
農家発「日本茶・コーヒー・紅茶」専門店
お茶を育てる農家が、自分たちが畑で作った日本茶と一緒にコーヒーや紅茶を扱うことに驚く人も多いそう。コーヒーも紅茶も同じように農園で育った作物であることから、ヨーロッパではお茶とコーヒーを一緒に販売する専門店が多くある。
同ショップでは、農家の目線で海外の農園を視察し、土づくりや環境からこだわった、安全で美味しいと思えるコーヒーと紅茶だけを選定。適正な価格で生産者から仕入れており、その中でも特に珍しく貴重な品種をセレクトしている。
珍しく貴重な品種をセレクト
日本茶には、自社農園で栽培したオーガニックの抹茶・煎茶・ほうじ茶のほか、他では味わえない「GABA玉露」「香り茶」。コーヒーは、世界を渡り歩いてセレクトされた、希少品種「ゲイシャ」と「ピーベリー」が取り揃えられている。
また、紅茶は、標高1200m以上の高地で取れる高級品種「ハイグロウンティー」が用意されている。
今後同社は、経営理念である“茶畑から食卓までの安全を保証する持続可能な農業経営”を実現するために茶畑ソーラーを使用した農地再生の拡大・普及に努めていく。そこで生まれた電力を使って、同社の電気を全て賄うオフグリッド化を目指している。
高品質茶葉と豆のオンラインショップ「Hattori Tea Farm」をチェックしてみては。
Hattori Tea Farm:https://hattori-tea-farm.jp/
(丸本チャ子)