東洋音響は、新規事業として立ち上げた「次世代エンターティメント事業部 Sinfonia by ToyoOnkyo」として京都で初となるドローンライトショー「First Impact 2023」を、1月28日(土)に亀岡市内のサンガスタジアム by KYOCERAで開催する。
ドローンショーへの挑戦
カラオケ機器のレンタル販売設置工事を主な業務として行ってきた東洋音響は、コロナウイルスの影響を受け売上が激減するなか、人々を元気づけられる新規事業を始めようとスタッフ全員でプランを考え、ドローンショーに挑戦することを決意。計画工学研究所の三根氏と共にイタリア、中国の様々なドローンメーカーと会議を重ね、試作機を購入しスタートを切った。その後、日本の法律により継続して機体を使用できないことがわかり、国内で初めてドローンショーを実施した企業「ドローンショー」に相談。それ以来同社のドローンを購入し、継続的に国内でドローンショーを実施できるようテストを繰り返している。
教育機関と連携し未来の技術者を発掘
ドローンは、ショーだけではなくインフラの整備や物流においても活躍が期待されている。しかし、残念ながら日本国内で生産されているドローンは少なく、技術の向上も他国より遅れをとる結果となっている。東洋音響は、ショー実施に向けて研究した成果を学生に伝え、ものづくりという分野に興味を持ってもらい、未来の技術者の卵を発掘していくことも目指している。
11月29日(火)には、京都先端科学大学と共同でワークショップを開催。インドア(屋内機)によるドローンライトショーの制作を体験してもらった。今後はもっと多くの教育機関との連携も進めていく予定となっている。
また、子どもたちを対象にドローンショーをベースにしたプログラミング教材でのワークショップを行い、楽しみながら本格的なプログラミングを学ぶ場を提供し、不足したIT人材を育てていくことも考えているという。
ドローンショーとレーザーショーを同時に開催
「First Impact 2023」では、スタジアム上空を50機のドローンが舞い踊る。
ドローンショーだけではなく、レーザーや映像による演出も用意され、ドローンの空中アニメーションと組み合わさり、10分間の感動のショーが繰り広げられる。今回のショーは「ドローンショー」社の国産ドローンを使用して展開。精度の高いドローンの軌跡はまさに未来の技術だ。
同イベントは、亀岡市が実施するサンガスタジアム・イノベーション・フィールド実証支援事業の一環として開催されるため、入場は無料となる。この機会に、新しい形のエンターティメントを生で体験してみよう。参加希望者はLivePocket-Ticket-から早めに申し込みを。
また、「First Impact 2023」のオープニング映像がYouTubeにて配信されているのでチェックしてみて。
Sinfonia by ToyoOnkyo公式サイト:https://sinfonia.kyoto.jp
オープニング映像:https://youtu.be/QE1GG6qH7VM
■サンガスタジアム by KYOCERA
住所:京都府亀岡市亀岡駅北1丁目8番地2
(山本えり)