岡山大学の最新情報をご紹介。准教授による日本に長く暮らす人々の情熱が詰まった英文書籍の出版＆少林寺拳法部の活躍に注目だ。

日本長期在住者の情熱を紹介する一冊が登場

岡山大学の教育推進機構外国語教育部門のルシンスキー・ジョン准教授は、長年日本に暮らす人々からの体験談をまとめた英文書籍『A Passion for Japan: A Collection of Personal Narratives』を出版した。

『A Passion for Japan: A Collection of Personal Narratives』では、30人の日本長期在住者の日本文化に対する各々の情熱を言葉にして紹介。30人の中には、日本で最も有名な祭りの舞台裏に足を踏み入れた人、大相撲やアマチュア相撲の世界で通訳・解説を務めた人、九州の山奥にある440年の歴史を誇る寺院で女性僧侶として出家した人、日本最古の茶道の一つに数えられる流派で師範になった人、日本百名山を完登した人、世界チェス選手権で日本代表として出場した人、短編・長編小説から映画やテレビの字幕、マンガ、ビデオゲームに至るまで日本語作品の翻訳を手掛けた人など、さまざまな経験、体験を持つ人が登場する。

詳細は公式サイトにも掲載されている。日本人でも気づくことができていなかった、日本文化の魅力を再確認することができる一冊に注目しよう。

書籍詳細：https://blueskyacademic.net/bluesky-publishing/a-passion-for-japan/

全国で活躍中の少林寺拳法部にも注目

さらに、岡山大学少林寺拳法部も活躍中。全日本学生大会に出場したほか、中四国学生冬季大会でも好成績をおさめた。

2022年11月6日(日)に、東京都千代田区の日本武道館で開催された「第56回少林寺拳法全日本学生大会」。同大会では級拳士と有段拳士に分かれ、単独演武・組演武・団体演武のそれぞれの種目で順位を競った。岡山大学少林寺拳法部から、自由組演武・男女白緑帯の部に武田蓮さん(経済学部1年)、江本真理子さん(法学部1年)ペアが出場。全15組が決勝進出をかけて競い、結果は予選敗退となったが、全国レベルのライバル達との熱戦を繰り広げた。

第56回少林寺拳法全日本学生大会会場の日本武道館前にて(左：武田さん、右：江本さん)

大会を振り返り、武田さんは「私は大学生になってから少林寺拳法を始めた初心者ですが、日本武道館という歴史ある場所で演武することができたことに深く感動しました。(中略)この貴重な体験をその場限りで終えることなく、自身の糧とし、来年の大会に生かしたいと思います」と語った。

また、12月4日(日)に香川大学で開催された「第12回少林寺拳法中四国学生冬季大会」では、全14大学が参加する中で組演武・女子白緑帯の部で平岡未羽さん(法学部1年)、岡﨑千尋さん(文学部1年)ペアが3位、単独演武・白緑帯の部で江本真理子さん(法学部1年)が2位となった。

主将の吉田愛理さん(環境理工学部3年)は、同大会を振り返って「本大会は1年生にとって2回目の大会で、各々が自主練習の時間をつくり練習に取り組んでいました。今回の大会では、入賞した部員だけでなく、悔しい思いをした部員の成長を感じることができました。私自身も負けずに日々精進していきます」と今後に向けた意気込みを語った。岡山大学少林寺拳法部の今後の活躍にも注目だ。

「岡山大学少林寺拳法部」公式サイト：https://byakuren.web5.jp/wp/
「岡山大学少林寺拳法部」Twitter：https://twitter.com/okadaiskempo

岡山大学の准教授出版の英文書籍＆部活動の活躍を要チェック！

岡山大学教育推進機構：https://www.ipec.okayama-u.ac.jp/

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