アツいまちは、埼玉県熊谷市の暑さ対策の取り組みを紹介したパンフレット「ほしかわ」を商店街と共に発行した。
アツいまち
アツいまちは、暑さ日本一の記録を持つ埼玉県熊谷市・静岡県浜松市と、過去に日本一の記録を保持していた高知県四万十市・岐阜県多治見市・山形県山形市の民間団体がタッグを組み結成した組織だ。
“アツいまちを住みよくするために私達にできること”を理念に掲げ、全国各地でアツさに負けない持続的な社会の実現にむけて「地域資源を活用した暑さ対策」に取り組んでいる。
熊谷市の活動
同組織は「アツいまちサミット」を2022年5月に開催し、環境省後援のもと暑さ対策先進都市として「住みやすいまちづくり」の提案と、地域資源を活用し各都市の全市民に届けることを目指し「100万人に届ける!わが町の暑さ対策!」を実施した。
熊谷市では、環境省の令和4年地方公共団体における効果的な熱中症対策の推進に係るモデル事業を行い、星川農場によるグリーンカーテンの訴求、店舗やタイニーハウスによる暑さ対策の訴求のほか「わたしのあつさたいさくコンテスト」を開催したり、「商店街×暑さ対策」動画による地域浸透を実施し、市民への熱中症の訴求を行った。
熊谷市のこの活動は「ほしかわ」に掲載されている。
各地域の取り組みをチェック
各地域の取り組みの一部を紹介しよう。
浜松市は、サッカー王国静岡の“サッカー熱”で水分補給の大切さをリアルにPR。親子まちなか体験教室で、スポーツ×水分補給の訴求や、浜松駅前の大型広告を通じた暑さ対策を訴求した。
四万十市は、“40,010(しまんと)人へ暑さ対策!”として、学校給食やグリーンカーテン事業を活用したり、四万十市民へ暑さ対策100人インタビューなどを実施した。
多治見市では、中心市街地での熱中症対策のみえる化を実施。暑さ対策博覧会の開催や、こけいサマーフェスタで子ども達へ暑さ対策の訴求が行われた。
山形市は、山形大学と連動した「水まんまコンテスト」の開催、クールスポットの発信を実施。中心市街地で体感マイナス10度空間が創出された。
各地域の取組みは、動画「アツいまち2022~100万人に届け!わが町の暑さ対策~」で公開中だ。
地域資源を活用した暑さ対策を実施する、アツいまちの取り組みをこの機会にチェックしてみて。
アツいまち2022~100万人に届け!わが町の暑さ対策~:https://www.youtube.com/watch?v=oys5Q8oioTA&t=23s
【熊谷市暑さ対策2022】今年の夏に実施した「暑さ対策」~総集編~:https://www.youtube.com/watch?v=HjqsCFOih08&t=3s
(江崎貴子)