イマクリエは、山口県宇部市の実証事業として企画運営を行う『ときわミュージアム 世界を旅する植物館』を題材にしたメタバース植物館内に、小学校低中学年向けの「自然教育」をテーマにしたブース『サボテンラボ』を新設した。

また、『サボテンラボ』公開を記念して、“サボテン”をテーマにした「ときわミュージアム」の人気キャラクター『カクタン』のLINEスタンプを配信中だ(有料)。

地域に根ざした自然教育プログラム『サボテンラボ』

宇部市では、市民共有の財産である“ときわ公園”において、多くの人々の技術や叡智を結集して、次世代を担う若者たちがより一層楽しめ、そして魅力的で発信力のある公園となるよう、ビジネス創出等の新しい革新的な取組にチャレンジしている。

その1つが、『ときわミュージアム 世界を旅する植物館』を題材にした、利用者がアバターとして自由に散策できるメタバース空間だ。

今回新設された『サボテンラボ』は、ときわ公園の豊かな自然資源を活用した地域住民にとっての自然教育・学びの場の提供を目的に、宇部市の地域資産である“サボテン”をテーマに取り上げ、2つのコンテンツが用意されている。

1つは「デジタルサボテン図鑑」で、植物館内の貴重なサボテンをカクタンが紹介するというもの。もう1つは、サボテンにまつわる豆知識を取り扱う「サボテンクイズ」だ。

どちらも、小学校低中学年層の子どもたちが、クイズや映像コンテンツを通じて“サボテン”について楽しく学ぶことができる内容となっている。

企画運営を行う同社は、2022年8月より宇部市の地域資源であるサボテンをテーマにした一般向けコンテンツを提供するサボテンブースを展開しており、今回の『サボテンラボ』はその第二弾としての取り組みとなる。

「『自然科学の知識や技術について学ぶ』『植物(自然)と人間の関わり方について考える』『自然環境に対する意見や考えを発信する』きっかけをオンライン(メタバース)上で配信し、地域一体で進める自然教育と次世代DX人材の育成に貢献してまいります」と同社はコメントしている。

オリジナルキャラ『カクタン』のLINEスタンプ配信

『サボテンラボ』の公開を記念して、カクタンのLINEスタンプもリリースされた。

カクタンは、“サボテン”をテーマにした宇部市緑と花と彫刻の博物館「ときわミュージアム」のサボテン(カクタス)をイメージした人気オリジナルキャラクターだ。スタンプは全部で16種類。有料で、LINEポイントで購入できる。

なお同ミュージアムは、西日本一とされる370種2,000株のサボテンを保有する。同施設で作出された貴重なオリジナルサボテンもあるという。

スタンプのダウンロードは、メタバース植物館TOPページ内の該当リンクより可能。また、近日、第二弾として他のキャラクターのLINEスタンプの配信も予定しているとのこと。

メタバース植物館で、サボテンを通じた自然教育を体験してみては。

メタバース植物館URL：https://www.imacrea.co.jp/corporate/tokiwa_challenge/

(オガワユウコ)