日本トレーニング推進協会は、1月16日(月)12時より、「体幹・かけっこ教室」を全国で開催するためのクラウドファンディングをREADYFORにて開始した。
日本トレーニング推進協会について
日本トレーニング推進協会は、「一生涯、トレーニングが当たり前の社会へ」の理念のもと、2019年に設立された。
同協会は活動の一環として「体幹・かけっこ教室」を開催している。教室は教育委員会の後援を得ており、どの地域でも参加費は500円以下だという。
はじめは協力者も少なかったが少しずつ認知され、今年度は東海だけでなく関西、四国、九州、関東でも開催。参加者の保護者からは、走っている動画が送られてきたり、定期的に開催してほしいとの声が届いているとのこと。
運動が苦手と思っている子どもは、運動する習慣がなかった、あるいは、身体の動かし方などを習ってこなかっただけだと同協会は考えている。また、講師として参加しているトレーナー、医療従事者は、運動不足による腰痛や肥満などが子どもの間で増えていると感じているそうだ。
学校の部活動がなくなったり、コロナの影響で運動を全くできていない子どもたちに、運動する環境や機会を与え、すべての人が健康になれる社会を創っていくことが、同協会の願いだ。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
会員の協力で開催地域は増えたが、会員に活動費(チラシ、会場費、交通費)を負担してもらっての開催には限界がある。また、参加費をもらってはいるものの、子どもの少ない地域ではまかなえない状況にあるという。
住む地域によって、指導が受けられない子どもがいるのは平等とはいえない。また、「ゴールデンエイジ」と呼ばれるこの時期に獲得した運動神経は、大人になったときの運動神経とほぼ同じといわれている。
「そんな一生に一度しかないこの時期に運動することの重要性を伝えたい」との思いが、プロジェクトを立ち上げるきっかけになったという。
また、同協会は、「全国で定期的に『体幹・かけっこ教室』を行うことで、子どもが運動するきっかけを作り、運動をする事を習慣化していきたい」「全国で協力してくれる先生を増やし、地域活性化に貢献したい」と説明する。
全国で「体幹・かけっこ教室」を開催したい
支援金は講師交通費、かけっこ教室開催広告費、トレーニング器具(ラダー、アジリティサークル、ハードル、トレーニングブック等)に使われる予定。
来年度はすでに、愛知県、岐阜県、大阪府、三重県、宮崎県、福岡県、愛媛県、千葉県、神奈川県、埼玉県、栃木県、福島県での開催が決まっている。参加費はいずれも500円以下で、教室に参加した子どもたちにはトレーニング動画が定期的に送られる。
全国の子どもが平等な運動指導を受けられるよう支援してみては。
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:全国の子ども達へ 体幹・かけっこ教室の開催
(オガワユウコ)