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北アルプス信濃大町から世界へ!市野屋から日本酒ブランド「龍水泉」がデビュー

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北アルプス信濃大町の酒蔵・市野屋より1月11日(水)、日本酒の新ブランド「龍水泉」がデビューした。

「今を生きる日本酒」

長野県大町市に本社を置く市野屋は、2022年1月に経営体制を一新。北アルプルの恵まれた水源・人や感性を含めた酒造りに必要な「材」をアッサンブラージュし「食す快楽を最大化するSAKE」をコンセプトに醸される「龍水泉」は、アルコール度数から発泡性まで緻密にデザインされた「今を生きる日本酒」だ。


“食と共に”をイメージして醸される市野屋の清酒。中でもフラッグシップ・ブランドの「龍水泉」は、発泡性やアルコール度数に至るまで、より緻密に食と向き合ってデザインされている。

約20商品の発売を予定

左:ベーシックシリーズ 右:ニューノーマルシリーズ


「龍水泉」ブランドは、ベーシック・ニューノーマル・プレミアムと3つのシリーズと、各シリーズに対してスタンダード、プルミエ・クリュ、リミテッドと最大3つのグレードで構成され、今年度は1月から10月までの間、毎月2~3商品ずつ、計約20商品の発売を予定している。

ラインアップ=香り・味わいの幅広さは、「最上級の口福感」をブランドスローガンに掲げる「龍水泉」の意思表示でもあり、和洋中のジャンルを問わず、各コース料理と単一ブランドでのペアリングを可能にしたいと考えているという。

水へのこだわりを表現する“8つの称号”

全ての龍水泉商品は、「軟水同士」「軟水と硬水」といった具合に複数の水を掛け合わせ、各商品にとって最適解な仕込み水を用意しており、商品名の頭に<天照・天雅・天星・天空・天火・天風・天水・天地>のいずれか、水を表す独自の称号が付される。

開栓後も好変化を生む“モダン酛

速醸酛が主流の現代において、「龍水泉」の基調ラインは山廃酛、シーズナルなリミテッドラインは生酛といった伝統製法をベースに製造している。これは、良質な乳酸菌にこだわることで開栓後も好変化を生み、食とのマリアージュをより確かなものにしたいという考えに基づいている。

山廃酛・生酛と聞くと、重く日本酒臭い従来の酒を想起されるかもしれないが、「龍水泉」はそれらと一線を角した『モダン山廃&モダン生酛』(社内呼称)で造られる。洗米や薄皮の剥がし方、麹作りや酵母の組合せなどをモダナイゼーションすることで、口当たりがよく飲みやすい程よい重厚感とフルーティーな味わいを実現している。

海外での展開を考慮した各種設計

さらに、「龍水泉」は開発段階からアジアや欧米での販売も目指し、対象各国の風土や気候も考慮しながら商品づくりを行なってきた。また、輸送時やユーザーが常温保管してしまった際の経時変化を最大限防ぐため、全ての商品にスタイリッシュで高品質なボトルを採用し、輸送ケースの一部にも量子力学を応用した資材を用いている。

1月度 発売商品

特定名称:純米大吟醸、アルコール分:15度

レモンの酸味とリンゴの 穏やかな甘い香りが調和した、 すっきりとした口当たりの「龍水泉ベーシック 天火・五百万石 Tenbi Gohyakumangoku」700mL/2,750円(税込)は、レモンの酸味とリンゴの穏やかな甘い香り。そこに重なるかすかなスギのアロマの爽快感。舌先には控えめな甘みがサッと抜ける。

特定名称:純米吟醸、アルコール分:13度

洋梨のような爽やかなアロマ、 そして穏やかな甘みの「龍水泉ニューノーマル 麻績 Omi」700mL/2,420円(税込)は、後味にはミネラリーな渋みを残す低アルコール清酒。

口に含んだ途端、ぶどうや洋梨のような爽やかなアロマが鼻腔をくすぐる。そして、穏やかな甘みがゆっくりと舌を包み込む。

同2商品の販売チャネルは、東京都の小山商店をはじめとした特約酒販店、飲食店となっている。

慶応元年創業の酒造 市野屋の新ブランド「龍水泉」をこの機会に試してみては。

URL:https://ichinoya.com

(綱嶋直也)

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