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ランナーの心肺停止事故を防ぐアプリ 「ランナーズ・ドック」がリリース!

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メディカルリテラシーは、約5分の問診によりマラソン大会出走前に心肺停止のリスク因子を特定するランナー健康状態チェックアプリ「ランナーズ・ドック」の提供を、1月より開始した。

内臓機能に起因する事故を防ぐために

強くなりたい、モチベーションを高めたい、美しくなりたいなどの目的でマラソン競技人口が増えている中、走る上での適切な健康チェック(管理)を行わないことによる心肺停止事故が発生している。心肺停止事故は内臓機能・喫煙歴・生活習慣等を事前にチェックすることにより、高い確率で防ぐことができる。しかし、マラソン大会における対策は心肺停止事故が発生した時にAEDが出動する救護体制の整備に留まっているというのが現状だ。

この現状で、簡単に心肺停止のリスク因子を事前にチェックすることのできるアプリの必要性を強く感じ、同社はランナーの心肺停止事故を防ぐアプリ「ランナーズ・ドック」の開発に至った。

約5分の問診で結果を表示


「ランナーズ・ドック」は、約5分の問診により、安心して「強く」「美しく」走ることをアシストする無料Webアプリ。

心肺機能のリスク因子を医師の医学的知見(アルゴリズム)により分析し、結果を即表示してくれる。また、問診結果はクラウドに保存されるようになっている。

内科・循環器系の専門医による設計

同アプリのアルゴリズムは、実臨床において数十年にわたり内科系疾患の治療に携わってきた臨床経験豊富な医師により設計されている。また、臨床医でありながら市民ランナーという一面を持つ医師を中心に設計しているため、ランナーインサイトを把握したモチベーションアップに繋がる問診と結果表示を意識して開発を進めている。

大会以外でも自己管理できることを目指す

大規模大会としては、今年1月に開催された「第20回新宿シティハーフマラソン・区民健康マラソン」において、多くの出走ランナーが同アプリ利用したそう。

現状は健康状態・ランニング経験値の問診による分析・結果フィードバックとなるが、二次開発はウェアラブルデバイスや非接触バイタルセンシングとの連携により、大会以外の場面でも自己管理できるシステムへと進化させることで、ランナーが安心して強く美しく走り続けるアシストをするアプリケーションという位置付けを目指すという。

心肺停止をはじめ内臓機能に起因する事故を防ぐアプリ「ランナーズ・ドック」を、この機会にチェックしてみて。

■「ランナーズ・ドック」開発ドクター
永野 正史氏(フルマラソン市民ランナー)練馬桜台クリニック院長
丹沢 俊弘氏(フルマラソン&ウルトラマラソン市民ランナー)田村クリニック院長
伊苅 裕二氏(国内トップアスリートの心機能管理研究)東海大学医学部付属病院 循環器内科 教授・診療科長
上妻 謙氏(フルマラソン市民ランナー・大会にて心停止救護経験あり)帝京大学医学部付属病院 循環器内科 教授
伊東 重豪氏(フルマラソン市民ランナー)伊東クリニック院長

メディカルリテラシー公式サイト:https://medical-literacy.com/runners-dock/
ランナーズドック解説1~ランニングのリスクとは?:https://youtu.be/ZlQ3bETQBGA

(江崎貴子)

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