ヘラルボニーが運営する、国内外の主に知的な障害のある作家と共に福祉のカルチャー化を目指すアートライフスタイルブランド「HERALBONY」が、岩手県盛岡市でコーヒー生豆の仕入れ、焙煎、抽出、提供までを一貫して手がける「Nagasawa COFFEE」とコラボレーション。4人のへラルボニー契約作家のアートを起用したコラボ限定ドリップバッグ・コースターを、Nagasawa COFFEE店舗、HERALBONY GALLERY、HERALBONYショップ(カワトク)、各社ECサイトにて2月7日(火)から販売している。
世界から注目されている岩手県盛岡市
岩手県盛岡市は、アメリカの「ニューヨーク・タイムズ」が発表する「2023年に行くべき52か所」にロンドンに次いで2番目に選出され、現在、世界中から注目を集めている。
同誌において、「Nagasawa COFFEE」は、「オーナーが豆にこだわり、ドイツのプロバット社製ヴィンテージのロースター(焙煎機)を個人的に輸入、復元している」と紹介されている。
また、「Nagasawa COFFEE」オーナーの長澤一浩氏は、2019年に世界的なコーヒーメディア「SPRUDGE(スプラッジ)」が選出する「コーヒーの仕事を通じて世界を変えている20人(The Sprudge Twenty)」にも選ばれている。
4人の作家のアートを起用
今回のプロジェクトでは、4人の作家のアートを起用し、アートコースター・アートドリップバッグを商品化した。
佐々木 早苗氏の作品「(無題)」、
谷田 圭也之氏の作品「#1225」、
笠原 鉄平氏の作品「迷路で大いに遊んでくださいな!」、
伊賀 敢男留氏の作品「リーフ(yellow)」を採用している。
コラボ商品は、「[ Nagasawa COFFEE×HERALBONY ]ART DRIP BAG COFFEE (4柄 各1個セット)」¥1,080(税込)、
「[ Nagasawa COFFEE×HERALBONY ]ART COASTER」4柄各¥1,980(税込)を展開。
そのほか、HERALBONY ECサイト限定販売で、「[ Nagasawa COFFEE×HERALBONY ]ART DRIP BAG COFFEE (4個) + ART COASTER 2 SET」¥5,360(税込)も販売される。
コースターデザインに込めた想い
本来、Nagasawa COFFEEのロゴデザインにはカッコが付いているが、今回のコラボではそれを取り払っている。これは、店という囲われた中での取り組みではなく、色々な固定観念を取り払い伝え広げ、楽しんでもらうための取り組みであることを表しているという。
企画展も開催
また、今回デザインに起用された4人の作家の原画を中心にキュレーションされた企画展「NAGASAWA Coffee × HERALBONY」が、岩手県盛岡市のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」にて開催中。期間は3月26日(日)まで。こちらもあわせてチェックしてみて。
Nagasawa COFFEE 公式サイト:https://www.nagasawa-coffee.net/
HERALBONY ECサイト:https://heralbony.com/
ヘラルボニー 公式サイト:https://www.heralbony.jp
(鈴木 京)