原宿ZAVA&SPONGE 3Fにて、アーティスト・白井珠緒氏の個展「TO BE HONEST」を2月16日(木)~20日(月)の期間、開催している。「TO BE HONEST」では、白井氏による新作の絵画約20点を展示する。
多彩なジャンルで活動するアーティスト
1992年東京に生まれた白井珠緒氏は、多摩美術大学の油画科を卒業し現在は東京を拠点に制作。国内外での様々なグループ展への参加や個展の開催など、精力的に作品を発表をしながら、企業やブランド、アーティストへのジャケットデザインの提供、自身によるアパレルの制作やグッズデザインと、多彩なジャンルにおいて活動の場を広げている。
白井氏は幼少期から油画を始め、印象派から近代のバスキアに強く影響を受け制作を開始しながらも育ってきた東京や渋谷のストリートカルチャーの影響も強く受け、作品に独自のオリジナルの感性を落とし込んできた。
「嘘と本当」をテーマに制作
今回の展示は「嘘と本当」をテーマに制作を続け、他人の嘘から本人の自我のあり方まで自問自答しながら制作にあたったという。
白井氏は、自身のアイデンティティすら時代によって作られたものであるのならば、作品すらも自身が描いた絵ではなく、時代や他人が描いた絵ではないのかと考えたという。
感情の可視化がテーマ
「TO BE HONEST」では、自身の実生活で得た感情からインスピレーションを得た、新作ペインティングを発表。感情の可視化をテーマに自身でも完成を予測せずに楽しみながら制作された作品群からは、新たな領域への飽くなき探究心を汲み取ることができる。
この機会に、白井珠緒氏の個展「TO BE HONEST」へ訪れてみては。
■TO BE HONEST
開催期間:2月16日(木)~20日(月)11:00~21:00
会場:ZAVA&SPONGE
住所:東京都渋谷区神宮前3-23-7
休館日:火曜日不定休
観覧料:無料
SRTM公式Instagram:https://www.instagram.com/srtmworks/
(角谷良平)