「大学入試シリーズ」通称“赤本”でおなじみの教学社が、第8回「受験川柳」の結果を発表!現役受験生、かつての受験生、受験生の家族などさまざまな立場の人から2,992句の作品が寄せられ、10作品が受賞した。
受賞作品をチェック
最優秀賞は、ヘミング麻衣ウエイさんの『一浪を「ひとなみ」と読む 母が好き』。
“まさかの浪人を、母は「一浪は人並みとも読むの」と、屈託がありません。そんな母が大好きでした。”と作者はコメントしている。
高校生特別賞は、りんごあめさんの『変わりたい そのきっかけに 赤本を』。
作者は、“自分を変えたくて、無謀すぎる志望校を決めたときも、もう無理と諦めそうになったときも、マイナス思考を切り替えて、モチベーションを上げてくれたのは赤本でした。”とコメントしている。
中学生特別賞は、Miriamさんの『おかえりと 塾に言われる 長い夏』。作者は、1日のほとんどを塾ですごしていて、受験生だという意識が生まれてきたそう。
そのほか優秀賞には、ミンミンゼミさんの『クラス写真 ピースに混じり フレミング』、ラーメンボーイさんの『受験生 ウサギとなって かけ抜ける』、つきのさんの『スマホ手に 赤本めくる 二刀流』、りりさんの『かじかむ手 カイロ代わりの 単語帳』、ありがとうさぎさんの『過去問で タイムスリップ 未来まで』、あいぷーさんの『赤本が 示す2人の さようなら』、らくちゃんさんの『レジに出す 第一志望は 胸を張り』の7作品が選ばれた。入賞者には、後日、賞品を進呈する。
第9回「受験川柳」を募集!
現在、第9回「受験川柳」を9月11日(月)まで募集中だ。受験にまつわるエピソードや受験への想いのこもった作品、楽しくユニークな作品、受験生を応援する作品などを応募してみよう!
応募は、特設ウェブサイトの投稿フォームから応募することができる。
応募資格は問わず、現役の受験生だけでなく、もうすぐ受験生になる人、かつて受験生だった人、受験生の家族、先生など、あらゆる人が対象。応募数にも制限はない。応募作品の中から最優秀賞などを選考し、賞品を進呈。優秀作品は特設ウェブサイトにて発表する。
なお、応募作品は、自作で未発表のものに限る。応募作品の著作権は作者にあるが使用権は世界思想社教学社が有し、応募作品を紹介・出版・商品化する場合がある。また、応募に際し、取得した個人情報は上記目的および目的に関わる諸連絡以外に利用することはない。
入試シーズン本番を迎えるこの時期、勉強の息抜きや家族の団欒に「受験川柳」を楽しんでみては。
■第8回「受験川柳」結果発表
応募総数:2,992句
選者:尾藤川柳(川柳家。女子美術大学特別招聘教授)、教学社
発表Webページおよび第9回「受験川柳」投稿フォーム:https://akahon.net/senryu/
(江崎貴子)