トゥーヴァージンズが、「Tokyo Urban Farming(TUF)」とアーバンファーミングを通じたたくさんの仲間たちと共に、都市のリジェネラティブ(再生型)なライフスタイルを、書籍『Urban Farming Life』とイベントで全国に広めるためのクラウドファンディングをスタートした。
共創するための共有地・アーバンファーミング
日本でも現在、消費社会の陰で「孤独死」や「ひきこもり」が社会問題となる今、自然に触れることや居場所・コミュニティーの存在はウェルビーイングと深い関係をもつと言われている。
そんな中、都市において人と自然をつなぎ、共創するための共有地として注目を集めているのが、街で野菜を育てるアーバンファーミング。
社会活動家サティシュ・クマールが提唱する「3S」のように、アスファルトに覆われた都市で「土(Soil)」に触れることが、一人一人の「魂(Soul)」と「社会(Society)」を再生していく。
CO2排出量やフードロス削減にもつながる
また、年間の温室効果ガスの70%は、都市から排出されていると言われているが、アーバンファーミングは、遊休地・屋上緑化による炭素吸収やヒートアイランド現象の軽減、地産地消が広がることによるCO2排出量の削減、そして意識変革の入口として、フードロス削減や菜食中心の生活へのシフト、ローカル文化の再生にもつながる。
5月に発売予定の『Urban Farming Life』
5月にトゥーヴァージンズより発売予定の書籍『Urban Farming Life』予価3300円(税込)には、アーバンファーミングを楽しむ6つのキーワードをもとに、美しいビジュアルで東京23国内の12のケーススタディーと6人のキーパーソン、その底流にある本質的な思想や知恵などの寄稿、エッセイ、HOW TO、アートをまとめて収録予定。
クラウドファンディングで目標金額を大きく上回った場合は、書籍『Urban Farming Life』をきっかけに、アーバンファーミングを全国の都市の多くの人に広めていくため、各地のコミュニティファームや書店でトークやFarm to Tableイベントを開催する予定だ。
Tokyoを食べられる森にしよう!
さらに、秋には国際芸術祭「東京ビエンナーレ2023 リンケージ つながりをつくる」にて書籍制作で出会った仲間たちや生産者、料理人、アーティスト等と共に、農×アート体験「TOKYO ART FARM(仮)」も開催予定。
「Tokyoを食べられる森にしよう!」を合言葉に、持続可能な未来に向けて、都市の暮らしと文化を粋に再生するプロジェクトに参加してみては。
MotionGallery:https://motion-gallery.net/
プロジェクト名:都市のリジェネラティブ(再生型)なライフスタイルを書籍とイベントを通じて全国の都市に広めたい!
(佐藤ゆり)