静岡市では、日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2023」が3月3日(金)・4日(土)・5日(日)の3日間、静岡市中心街「青葉シンボルロード」にて開催される。
日本有数の“おでんのまち”、静岡市
地域の風土を色濃く反映したご当地おでんは、地域の食文化。真っ黒なスープに、黒はんぺんが入り、ダシ粉をかけて食べるのが特長的な静岡おでんのルーツは、大正時代にまでさかのぼる。当時廃棄処分されていた牛すじや豚モツを、煮込み料理の材料としたことに始まるといわれている。
また、静岡市は、由比や焼津などの日本有数の漁港が近くにあり、練り製品の産地でもあることから、黒はんぺんなどの練り製品がおでんの具に使われるようになり、日本有数の“おでんのまち”を育んできた。
静岡おでんと全国のおでんが味わえる年に一度の祭典!
静岡おでんと全国のおでんを一度に食べられる年に一度の機会として賑わってきた「静岡おでん祭」。コロナ禍を経て静岡ににぎわいと活気を取り戻すべく、従来規模で開催される今年は、静岡県内のおでん23店舗・全国のご当地おでん8店舗が一堂に会する。
静岡を代表する静岡おでんの老舗店・有名店が出店するほか、予約が取れないと話題の肉の名店や、静岡おでんの聖地・青葉おでん街の人気店など7店舗が初出店。今年初開催の巾着メニューコンテストでは、その味を競う。
全国の人気ご当地おでん&地酒も大集結
さらに前年度、あっという間に完売したという富山の「カニ面」おでん、例年人気だという陸前高田「漁師のおでん」、しょうが醤油が特長の「姫路おでん」、3年ぶりに参加の青森「生姜味噌おでん」など、ご当地の魅力あふれる個性的なおでんが集結。
あわせて、出店各地域の地酒も堪能できる。
イベント概要
「静岡おでん祭2023」は、3月3日(金)16:00~21:00、4日(土)10:00~21:00 、5日(日)10:00~18:00の開催。なお、3日・4日の一部店舗は19:00に閉店する。入場料金は無料だが、商品購入代は必要となる。イベントの詳細は、公式サイトで確認しよう。
全国のご当地おでんが大集結する、日本最大級のおでんの祭典「静岡おでん祭2023」を要チェック!
■静岡おでん祭2023
会場:静岡市葵区役所前 青葉シンボルロード
住所:静岡県静岡市葵区追手町5-1 静岡市葵区役所前
公式サイト:http://odenfair.com/
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