宮城県仙台市のSWCあいの実は、『医ケア児ママのカフェを建てたい!資材・燃料費高騰につき緊急のお願い』でREADYFORにて、3月15日(水)までクラウドファンディングに挑戦している。
外出の難しい医ケア児者のママたちがリターン品の缶バッチ制作
同プロジェクトは、目標金額400万円のところ、3月1日(水)時点で約60%の2,525,000円の支援を得ている。
また、プロジェクトを盛り上げたい、支援者への感謝を示したいとの思いで、リターンとして缶バッチが準備されている。缶バッチの制作したのは、SWCあいの実とつながる医ケア児者の母親たちだ。
外出の難しい医ケア児者のママたちは、3月2日(木)、ブランチ仙台まちづくりスポットにて、SWCあいの実と共に心をこめて缶バッチ作りをした。
SWCあいの実の積極的なチャレンジ
SWCあいの実は、介護事業に加え、医療的ケア児者ファミリーへの生きがい創りへの取り組みがスタートした。
介護報酬だけを事業の基盤とせず、ソーシャルビジネスやクラウドファンディングにも積極的にチャレンジしている。
「仙台あばいんプロジェクト」について
SWCあいの実は、ファミリー向けの生きがい創りの活動を「仙台あばいんプロジェクト」と名付けた。
「あばいん」は仙台の方言で「いっしょに行こう!」という意味。どのファミリーも取り残されない未来へ行こう、という思いが込められたプロジェクトだ。クラウドファンディングで周知が広まり、多くの人が「いっしょに行こう」に応じている。
医ケア児者ファミリーと地域とのつながり
医ケア児者を連れていてもそうでなくても、ケアをする母親たちの外出は非常に困難だ。SWCあいの実とつながる医ケア児者母のひとりは「新生児との生活が10年、20年と続いているようだ」と言っていたそうだ。大切な我が子とのつながりをそのままに、地域社会ともつながりたい。母親たちとSWCあいの実の挑戦は、現実のものとなりつつある。
また、3月2日(木)以降、まちスポ仙台で「仙台あばいんプロジェクト」のポスターが掲示されている。さらに、SWCあいの実の季刊誌も見ることが可能だ。
SWCあいの実の「医ケア児ママのカフェを建てたい」という思いに共感する人は、READYFORのプロジェクトページをチェックしてみては。
READYFOR:https://readyfor.jp/
プロジェクト名:医ケア児ママのカフェを建てたい!資材・燃料費高騰につき緊急のお願い
(角谷良平)