デザイン会社のスタンスは、福岡県福津市宮地浜の海辺でフード・カフェ・BBQ・マリンスポーツが楽しめる複合型施設「DILLY DALLY(ディリーダリー)」を7月中旬にオープンする。
海辺でだらだらと贅沢に時間が使える場所に
福岡有数の観光名所である宮地嶽神社から車で約5分。有名な「光の道」からまっすぐに伸びる参道の終着点、宮地浜海水浴場の目の前に立つ鳥居を右に曲がった先に「DILLY DALLY」はオープンする。
宮地浜海水浴場は、遠浅の海でファミリーも利用しやすく、夏はたくさんのレジャー客で賑わう。遮るものなく広がる海と空、息を飲むように美しい夕日など、豊かな自然に恵まれている。自然に囲まれながら、急がず、何をするでもなく、心をオープンにしてゆっくりといい時間を過ごしてほしい。そんな思いを込めて、施設名は「DILLY DALLY(=ぐずぐずする、時間を浪費する)」と名づけられた。
人々が集まる広場としてデザイン
建築設計・デザインは、建築家の佐々木慧氏率いる「axonometric」が担当。佐々木氏は「Under 35 Architects exhibition 2022」でのゴールドメダル受賞、「大阪・関西万博」での施設設計を担当するなど、福岡を拠点に全国から注目を集める建築家だ。
同施設の敷地は、美しい景色を眺められる一方、季節によって海から吹く強風で屋外活動が制限される場所。建物の特徴的な細長いフォルムは、広い敷地を強風から守りつつ、人々が集まる広場としてデザインされている。
不規則に立ち上がった壁は周辺の雑多な環境を遮り、
ひとたび敷地内に足を踏み入れると、空と海、砂浜、森が切り取られた美しい風景写真のように感じられる。
自然の美しさや厳しさと建築との調和、意匠と機能のバランスが綿密に設計された、特徴的なデザインだ。
居心地のよい空間・美味しい食べ物・楽しい体験
同施設では、美しい自然を体感しながらゆっくりと一日を過ごせるよう、居心地のよい空間や、美味しい食べ物、楽しい体験を用意。
フードは、ピザ、バーガー、カレーなど“海辺でガツガツ食べられるもの”をコンセプトに、食欲を掻き立てるラインナップを準備中。イートイン、テイクアウトのどちらにも対応するので、福津ドライブの立ち寄り地としても利用できる。
また、厳選素材のBBQを、大人も満足のボリュームと品質で提供。グループ利用向けに、ブロック肉などのオプションも準備する。最高のロケーションで、ワイワイと美味しいお肉や野菜を楽しもう。
カフェでは、バリスタが淹れる本格的なコーヒー、各種ドリンクがラインアップ。同社が手がける博多区大博町にあるカフェ「alu」の「チョコテリーヌ」などの各種スイーツも登場する。
アクティビティとして海水浴やマリンスポーツも楽しめ、シャワールームやマリンスポーツ用品の貸し出し・販売も予定。このほか、施設内ではスイーツブランドやアパレル・雑貨の販売、イベント開催など、何度訪れても楽しめるような幅広い体験を順次展開していくという。
最新情報は公式Instagramで告知されるので、チェックしてみよう。
DILLY DALLY Instagram:https://www.instagram.com/dillydally.miyajihama/
(山本えり)